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afterコロナにより、クラブも淘汰される

新型コロナウィルス感染防止対策、「緊急事態宣言」により、多くのクラブが活動停止となりました。

ようやく活動再開したクラブ、7月から再開するクラブ、未だ先が見えない再開未定のクラブもあります。

4種・少年(小学生)サッカーの多くは、各学校施設を利用しています。当クラブも小中学校施設を利用して活動しています。7月から本格的な活動再開となります。今は、近隣の運動施設は狭い場所の為、戦術練習を行うことができていません。個のスキル向上と少人数でのグループ戦術に特化した練習です。

活動停止期間中、多くのクラブは全く活動していない状況だったようです。

少年団はいまだに活動休止状態です。

リモートでのオンラインも、やらないらしい・・・

当クラブは、オンライン講座を週2回、平日の早朝に少人数制・短時間で個のスキルアップトレーニングを行なっていました。

小学生年代で特に取り組みたいのが、個の力でボールが持てる、ボールを失わない選手であること。ボールが来たら常に前を向いてすでに決断できている選手であること。ボールが来てから考えて探していては、もう難しい時代です。

先日もnoteに書きましたが、公園にはなかなか上手な子が来てボールを蹴っています。上手いのですが、良い習慣と準備のできている選手は皆無。

つまり、適切な指導を受けていないということ。勿体無い。

緊急事態宣言下で考えた事は、今だからこそできること。やれることをやる。

この時期だからこそ為し得た時間。無駄にせず、良かったと思っています。

今後、取り組んでいくのは、”攻守における、3ゾーンと5レーン”

これを徹底して学びながら実践していく。

子どもたちが主体的に取り組めるよう、何が必要なのか?を考える良い機会(時間)でした。

小学生のサッカーについての考え方は、皆それぞれ違うでしょう。

上のレベルや高みを目指す選手。純粋に楽しめれば良い。平日はスクールに通って、週末は少年団で活動する。区大会で勝ってほしい・・・・それぞれです。

アッチ・フットボールアカデミーは、上手さ、賢さ、強さと柔軟(臨機応変)さのあるプレーで、勝利を目指してほしいと思っています。

勝ち負けに拘ります。だって勝負事だから。当然です。でもそれは、子供達が拘ればいいのです。指導者は、日々のトレーニングの成果に拘り、その上で勝利できれば最高だ!というスタンスでやっています。

「負けず嫌い」を育てるのではなく、「勝つことが好きな選手」を育てます。

活動停止中に本当に休んでいたクラブと選手、停止中に休みながらも、やることをやっていたクラブと選手では、どちらが成長し進化し進歩するかは明白です。

付け加えて言えば、小学生年代だからこそ、基本の原理原則は覚えるべきです。

攻守における4つのハイライトでの優先順位と原則。

体の大きさや体力、パワー、身体能力でやれるのは12歳までです。

そこから先は、必要最低限のサッカー脳がなければ上手くやれません。

たくさんあるクラブの中から、どのクラブを選ぶかの選択をする必要があります。

これから先、少年サッカークラブは生き残りをかけた厳しい戦いが待っています。その厳しい戦いを勝ち抜くには、絶対に必要なことがあります。

それは、付加価値です。付加価値のないクラブは、淘汰されます。

中学校の部活もしかり。

ただ勝つだけで喜んでいる場合ではありません。そんな勝利に意味がある?

本質を追い求め、探求しているクラブだけが生き残ります。

だからこそ、常に危機感を感じて取り組み、本気で真剣にチャレンジしなければなりません。そして、そこに付加価値があるか、どうか・・・・

afterコロナから学んだこと。それを活かさない手はありません。

待っているだけでは、上手くもならなければ、強くも賢くもなりません。

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