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就活は社会とのダイアログ

ディスカッションやダイアログ。世の中にはいろんな会話の種類があります。
そして人はこれらを時に意識的に、時に無意識的に行っていたりします。
だからこそ、片方はディスカッションと思ってコミュニケーションをとり、もう片方はダイアログと思ってコミュニケーションとるといった認識の相違により、信頼関係が深まらなかったり、関係に傷がいったりすることもあるわけです。

どーも、atteyaaのウッチーです。みなさんはディスカッションとダイアログをちゃんと使い分けられていますか?

という問いの前に、ディスカッションとダイアログはどんなもので、どう違うのかという疑問がありますよね。

ディスカッションとダイアログ

ディスカッションとは議論を指す言葉であり、結論を出すためのコミュニケーションです。
一方でダイアログとは対話を指す言葉であり、物事や相手への理解を深めるためのコミュニケーションになります。

ディスカッションは結論を出すことが目的であるため、時に結論を急ぐこともあるわけです。ときには、相手の主張やその背景を理解しないまま結論を出し、双方の関係にヒビが入り、対立すらも起こりうるわけです。

一方ダイアログとは、結論を出すことは目的ではなく、相手の背景も含めて理解を深めていくことです。すなわち、曖昧さも受け入れながらじっくりと対話を繰り返しながら相手を理解していく。その結果、相互理解だけではなく、自己理解や信頼関係も深まっていく。そんな営みがダイアログです。

就活に大切なのはダイアログ

さて、ここからが本題です。この記事のタイトルにもあるように、就活とは社会とのダイアログだと私は思うのです。
いや、今のディスカッション的な就活(採用)から、ダイアログ的な就活に移行すべきだと思うのです。

今の就活は限られた機会の中で、限られた情報をもとに性急に内定・不合格という結論を出していく(もはやディスカッションにすらなっていない可能性もありますね)。
その結果何が起こっているかと言うと、3年のうちに3割の若者が新卒で入った会社をミスマッチによって辞めていく。という、いわゆる3年3割問題につながっているいるのです(ミスマッチを抱えたまま働いている若者は3割以上にいると推測される)。

であれば、結論を急ぐディスカッションではなく、じっくりと相互理解を深めていくダイアログ的な就活に移行すべきではないかと私は思うわけです。
就活という限られた期間ではなく、もっと早くから緩やかに社会との接点を持ち、対話していく。それを継続していく中で、じっくりと相互理解を深めていく。
そんな就活が実現できれば、もっとイキイキと社会に貢献する若者が社会に増えていくのではないでしょうか。

実際に私たちの会社では面接やグループディスカッションといった、いわゆる選考をしないで内定に至るケースも徐々に出てきます。
そしてそこには、しっかりとした相互理解があるという安心感、そしてそれ以上のその人への期待があります。

非効率かもしれないけれど、タイパは悪いかもしれないけれど、就活にも会社にも、もっと対話が必要なのです。
であれば、仲間になる段階からしっかりと対話し、相互理解と思考を深めていく。そんな営みが大切だと私は思います。

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社会とダイアログ(対話)するようにつながり、その結果として就職してく。
そんな世界観に共感してくれた人はぜひ、atteyaaを覗いてみてください。
https://ready.atteyaa.com/


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