持ち出し袋、どんな見た目??【防災×デザイン】#3
突然ですが、あなたの家では「非常用持ち出し袋」を用意していますか??
持ち出し袋は、災害によって避難所に移動する場合や、自宅で避難生活をする時に使います。いざという時に、パッと手にとって外に出られるのが特徴です。
もし何を準備すれば良いのかわからない方は、首相官邸が作成した以下の「災害の備えチェックリスト」を確認してみてください。
もしかしたら、歯ブラシやタオルは用意していない人が多いのではないでしょうか?コロナ禍ではマスクも欠かせませんね…!
今回の記事では、私の「非常用持ち出し袋」の”見た目”について、少しこだわっているコトを紹介します。
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約2年前、私は大阪北部地震で被災し、自宅での避難生活を経験しました。朝に震度6弱の揺れを感じたのは人生で初めてでした。
それ以降からは、、、
こんな感じのリュックの中に非常食やタオル、除菌シートなどが入っています。
この持ち出し袋”見た目”のこだわりポイント一つ目は、
両手が空く、リュック型
ということです。例えば、大きな地震の直後に避難所に向かうとしたら、途中で建物が崩れている道を通るかもしれません。障害物を超える時に両手が空いていないと危険ですよね。
実は、2年前の大阪北部地震が起こる以前、私はトートバック型の持ち出し袋を用意していました。そのため、当時それを持って外に避難した時に、何をするのにも片手が塞がっていて「邪魔だなあ」と鬱陶しかったことを覚えています。しかも途中で小雨も降ってきていたので、もし傘をさしていたら両手が塞がるところでした…。
その経験から、私はすぐにリュック型に変えました。ちなみにこの写真のリュックは高校の時に使っていた通学鞄で、「もう使わないけどなんとなく捨てられない」という鞄がオススメです^ ^
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そして二つ目の、私の持ち出し袋”見た目”、こだわりポイントは、
普段でも持ち歩けるデザイン
です。以前用意していた持ち出し袋は、クリーム色のトートバックに中央にデカデカと企業名がプリントされていました。外で使うのは恥ずかしいからと軽率に持ち出し袋として使っていましたが、大阪北部地震の時はそれで少し失敗したなーと後悔しています。
そもそも持ち出し袋は、災害時に速やかに生活必需品を持ち出すことが目的です。しかし私は2年前の地震発生直後、持ち出し袋を手にとって外に出ようとした瞬間に鞄のデザインが気になり始め、
「いやこのバッグは恥ずかしいわ…」
「違う鞄に入れ替えよう…」
「時間かかりすぎる、諦めた…!」
と、葛藤して5分以上の無駄な時間を過ごしてしまいました。今思えば、しょーもないことで時間ロスしてるなあと呆れるのですが、非常事態に少しパニックになって冷静になれなかったのだと思います。結局はロゴ部分を隠すように持ち抱えて避難していました。
この無駄な5分が、場合によっては命取りになることもあります。持ち出し袋の見た目なんて、自分は気にしない!と自信を持って言えるといいのですが、少しでも気になった方はすぐに変えることをオススメします。
終わり^^
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今回は、持ち出し袋の”内側”ではなく”外側”のお話でした。
私のこだわりポイントまとめ↓↓
①両手が空く、リュック型
②普段でも持ち歩けるデザイン
ぜひ周囲の人にも、「どんな持ち出し袋使ってる?」と聞いてみてください〜!
次回は”見た目”の服装編です!
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