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「未来の学校」は、みんなでつくる以外の道はない。愛媛、気鋭の経営者はどう読むか?(孕石修也 はらみー)

愛媛、松山で教育の会社の創業者でありCEOのはらみーが本の感想を寄せてくれました。彼は愛媛から世界の教育に影響を与えていく人です。おそろしや!ありがとう、はらみー!!!松山でできるかな。出版イベント?

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「未来の学校」は、みんなでつくる以外の道はない。
税所さんの新刊の購入は、2つの意味を込めて「未来の学校」誕生の近道になる気がしている。

1つ目は、税所さん自身が仲間たちとみんなでつくるであろう「未来の学校」誕生が近づくこと。
税所さんを知らない方は、バングラデシュ版(途上国版)ドラゴン桜と検索していただければ、彼がヒーローでありスターであることはわかると思う。そんなお方に念校を見せていただいたからには宣伝せねばなるまい(笑)義務感はさておき、彼の言葉に今まで以上に共感できるのは、同業の妻を持ち二人目の子どもの誕生を間近に控えているからに違いない。アウトローの教育畑に身を置いていると、このまま何もせず我が子が6歳を迎え小学校に行くことなど、不安で仕方がない。(違っていたら、すんません)漠然とした危機感を言語化し、行動に移さないと間に合わない。そんなちょうどいい焦りを、彼から感じる。新刊タイトル「未来の学校の作りかた」の予約注文は、「未来の学校」の予約注文と言っても過言ではないだろう。
2つ目は、どこかの誰かが仲間たちとみんなでつくるであろう「未来の学校」誕生が近づくこと。
ちなみに私も、その一人である。アウトローな学習塾を8年続けているが、我が子が生まれこのまま何もせずにいられず昨年フリースクールを仲間と立ち上げた。本書にも紹介されている「大空小学校」(税所さんに誘われ木村元校長のお話を一緒に伺ったこともある)は、塾の新たな指針となった。「侍学園」・「N高」はお会いしたことはないが、フリースクール設立にあたり多分に影響を受けた学校だ。そしてまた本書を通じて、また挑戦したいことが湧き出てきて仕方がない。私のようなものでさえ突き動かされるのだから、まだ「大空小・N高・サムガク・杉並区の学校作り・大槌の教育復興」に触れていない方々がその取組みを知ってしまったら「未来の学校」誕生が一気に近づくに違いない。

税所さんのことを知っている方がいたら1つ目の理由で彼に賭けるべし、知らなくともこれからを生きる子どもたちのために、予約注文をしてはいかがだろうか。

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孕石修也(はらみいし しゅうや)

H2.9.29(29歳)、静岡県磐田市生まれ。
2012年4月学習塾アフェッティを立ち上げ後、2013年3月に愛媛大学工学部を卒業。愛媛新聞にて3年近く

「ピントゼミナールゼミ長」として連載している。2018年4月には、フリースクール エルート(一般社団法人フリースクール愛媛)を立ち上げた。


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