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戯曲英訳プロジェクト 経過報告その1

2年連続、健康診断の血圧の項目で「軽度の高血圧」の診断をもらった。まだ43歳なのに。しかし、年下の劇作家が、虚血性心不全やら脳幹出血やらで、急逝するニュースを目にすることも多くなった。43歳とは、人生の折り返し地点を過ぎたどころか、明日死んでもおかしくない年齢なのかもしれない。

残りの人生を考えて、自分は何をしたいのだろうか? まだ、やっていないことは何か? 考えてみた。考えてはみたが、特別なことは思い浮かばなかった。可能な限りたくさんの人に自分の作品を見てほしい、聞いてほしい、読んでほしい。ただ、それだけだった。

そうだ、自分の戯曲を英訳して、誰かにLondonで上演してもらいたい。London公演が成功すれば、それこそ世界中の人に見てもらえる可能性が増えるし、成功しなかったとしても戯曲を英訳すれば日本語だけの場合よりも、何倍、何十倍の人が読めるようになるのだ。

というわけで、2023年の10月、私の中で自作の英訳プロジェクトという野望が、突然大きく膨らんだのだった。まず、手始めに、これまでの人生で出会ってきた、英語が話せる友人たちに、SNSを通じて、メッセージを送ってみることにした。それが以下の英文である。さて、どんな反応があるだろうか。

To all of my English-speaking friends.

I've written 5 biographical plays about great authors and artists, such as Erich Kastner, Foujita Tsuguharu, George Orwell, Karel Capek and Mikhail Bulgakov. I've been writing them since 2020, and they are all written in Japanese.

They all received good theatre-reviews from critics, on Japanese newspapers and magagines.

I'm hoping to translate them into English, and, someday, put them on abroad.

If you were interested in these plays, I would be grateful if you could message me.

英語を話す、全ての我が友へ

※和訳を載せる予定。

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