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これが俺たちのコンサドーレ(第8節A名古屋戦)

J1で6シーズン目を迎えた北海道コンサドーレ札幌
その開幕してからの戦いは今日まで結果こそ0勝6分1敗だったものの、2017年の再昇格以降ワーストの試合内容だったと思う。
セレッソ戦や浦和戦のようにリードを追いつく試合があるものの、マリノス戦のように最後の最後で勝利を逃すという試合もあり、勝ち点をただ落としてきた印象があった。
そしてその最中今週の水曜日、アウェイ鳥栖戦で今季初敗北。
スコアは0−5。完敗だった。

そして迎えた本日のアウェイ名古屋戦。
試合前には新加入の興梠が怪我で戦線を離脱するという緊急事態。
スタメンも上積みは無く、中3日で迎える試合ということもあり、普通に考えたら勝ち点3を取る望みは薄い様に感じていた。
前半はボールを保持しながらもシュートまで結びつかないいつもの展開。
この歯痒さもここ数年のコンサドーレの課題でもあり、もう慣れてしまった。
試合の裏では桜花賞で見事馬券が的中したり、ロッテ佐々木朗希がプロ野球新記録の13連続奪三振記録を達成するなど、コンサドーレの試合よりも正直興奮を隠せずにいた。

そして迎えた後半、
なんと最近期待感ゼロだったセットプレーから、キャプテン宮澤裕樹がドンピシャのヘディングで合わせ先制。
年イチゴールと皮肉で言われている(去年はゴールが無かったが)ものの、2017年の大宮戦や2019年の神戸戦など必ず良い展開で決めてくれるキャプテンのゴール。
これで完全に優位な展開となった。

そしてこの試合の1番のハイライト
途中出場した中島大嘉が青木のクロスからのクロスに合わせて追加点。
スタバで観戦をしていた私も思わずガッツポーズ。
また中島はこの後もオフサイドとなってしまった幻の3点目も福森のコーナーキックから頭でアシストをして、本当に相手にとって脅威となっていた。
そして試合は2−0で勝利。
今季初勝利に加え、J1で記念すべき100勝利となった。

本当に嬉しかった。

この絶望的な展開で勝ち切る姿こそ俺たちのコンサドーレだし
セットプレーから点を取る、これこそ数年前俺たちの心を熱くさせたコンサドーレじゃないか。
来週以降の試合はどうなるか分からない。
ただきっと来週も中島は起用されるだろう。
そして都倉賢退団後失っていた、セットプレーで常に脅威を与え、試合終盤でも何かを起こしてくれるワクワク感をきっと中島ならもたらしてくれると信じてる。

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