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本屋大賞2022予想

ということで今日はネタがありませんでした。
明日大賞が発表された時に何か投稿しようと考えていましたが
今日書くネタがなかったことに加え、ちゃんと予想した
ということもあるので、noteにも投稿します。

では、いきなりですが、最終見解です。

以下の狙い目が来れば予想的中とさせてください
単勝:◎赤と青のエスキース
連複:◎-○
3連複:◎-○,▲-○,▲,△,★
あくまでも3位までの予想となります。

見解としては
本命の「赤と青のエスキース」と対抗の「星を掬う」
この2作品には大きく差はありませんでした。

赤と青のエスキース
作者の細かいストーリーに小さな繋がりがあって組み合わせていくという今までの作風から一転し、一見関係のないストーリーを一気に最後に組み合わせて繋がっていたことを示すというものでした。
そしていつもの心温まる青山美智子ワールドは健在で、一気に読んだのを覚えています。

星を掬う
前年の大賞作品と同じように辛い経験をした登場人物がどのように乗り越えていくのかという作品の印象でした。
また、コロナウイルスで悶々とした日々を送る私にとってハッとさせられる台詞が多く、何度も同じ箇所を繰り返して読みました。

正直どちらも甲乙付け難い作品でしたが
最後は青山美智子が昨年叶わなかった大賞を取った姿を見たい
という個人的な感情で本命とさせていただきました。
(内心2連覇も見たいと思ってます)

他3作品について
同志少女よ、敵を撃て
こちらは少し注目をされ過ぎたような気がします。
しかしながら“敵”をどのように定義して、戦争の描写を描く作品は非常に読み応えがありましたので、今の世界情勢を抜きにしっかりと内容を見てほしいなと個人的には感じております。

六人の嘘つきな大学生
何者の原作と映画を見ていた身からすると、正直ただただ意外性の作品で、何度も何度もページを戻しては進め、戻しては進めを繰り返すほど自分自身も犯人探しに没頭していました。
この作品から読み始めましたが、心底スタートがこの作品で良かったなと思います。

スモールワールズ
僕の趣味でもある競馬の世界では人気薄の馬が最後の直線で突っ込んでくるシーンが多くあります。(例えば2020年有馬記念のサラキアとか)
それに該当するのが、きっとこの作品なんだと思います。
赤と青のエスキースを本命にしている身としては、ごく僅か微妙な繋がりを幾つかのストーリーとしてまとめた作品のため、読んだ後の手応えは非常に薄かったように思います。
ただ、作中の「ピクニック」というストーリー
この部分だけ瞬間風速は上記4作品に凌ぐものを持っていると思っています。
まさに一瞬の切れ味。私はそれに賭けてみます。

以上、本屋大賞の予想でした。
全然違ったら、それはそれで面白いと思います。
明日の発表、楽しみです。

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