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【フリーランスの税務調査】困ったケース:領収書を偽造した

領収書やレシートはしっかりと保存しておくことが大切です。
稀に自分で作成してしまうケースがありますが、偽造は絶対にいけません。

領収書の偽造


もし税務調査で領収書を偽造していることが発覚したら重加算税の対象となる可能性が高いです。

絶対にやめましょう。

重加算税となるとかなり負担が重くなりますので絶対に偽造はやってはいけません。

  • 数字を書きかえる

  • 白紙の領収書に自分で書く

これらのケースが多いのは税務署側も把握しています。

領収書に0をつけ足したり、1を9にしたりなどもいけません。

白紙の領収書をもらってしまうケースもあるでしょうが、自分で適当に作成してしまうのは絶対にダメです。
面倒であってもちゃんと書いてもらうようにしましょう。


すでに偽造していたら


もし、すでに領収書などを偽造してしまっているなら修正申告をしておきましょう。

偽造した金額ではなく正しい金額にして修正申告をしておくべきです。

もし税務調査で偽造を指摘されると重加算税だけでなく調査期間が7年間となってしまう可能性もあります。

https://www.uchitax.com/2021/04/23/tax-evasion/


心配なのは、調査期間が7年間となってしまう可能性があることです。

税務調査が行われる前に正しい金額で修正申告書を提出したとしても、不正行為があったとなるとそれで調査期間が7年間となってしまうことがあるのです。

実務上では、税務調査が行われる前に5年分の修正申告書を提出すると調査期間が7年間になることは少ないです。
ただ絶対に7年間にならないわけではありません。

一度でも不正行為等があると調査期間が7年間になってしまう可能性があることは覚えておきましょう。


それでも修正申告を


どうせ7年間になるなら修正申告しても仕方ない・・・と思われるかもしれませんが、絶対に修正申告しておいた方がよいです。

税務調査の前に修正申告をしておけばその5年分については重加算税を避けることができるかもしれないからです。

調査期間が7年間になって7年分すべて重加算税となると本当にものすごい負担となってしまうこともありえます。

もし、領収書やレシートを偽造してしまっているようであれば税務署から連絡が来る前に修正申告するようにしましょう。

経費だけでなく売上金額を誤魔化してしまっているような場合も同じです。

https://www.uchitax.com/2018/05/09/sales-exclusion/


フリーランスの税務調査のご相談をお受けしておりますのでお困りの際はご相談ください。


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