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【フリーランスの税務調査】困ったケース:二重帳簿を作っていた

 【対応方法:修正申告書を提出し嘘をつかない】 

稀に二重帳簿を作成しているケースがあります。

二重帳簿とは、実際の帳簿とは別にもう一つ事実と違う帳簿を作成してそれを元に確定申告することを言います。
税金の負担を減らしたいがために実際よりも少ない所得金額になるように帳簿を作成してしまっているケースがあります。

意図的に実際より少ない所得金額で確定申告するのは脱税となってしまいます。

二重帳簿を作成するのは脱税行為です。


二重帳簿は発覚する

誰もが税金を減らしたいと考えるのは当然です。
節税の相談も非常に多いです。

ただ税金を減らしたいために二重帳簿を作成してしまうのはいけません。

先ほど説明しましたように二重帳簿とは実際の帳簿とは別に帳簿を作成することをいいます。
実際の帳簿とは違う帳簿をもとに確定申告をするわけですから当然ながら正しい金額とは違います。

税務調査では二重帳簿は発覚すると考えておきましょう。

二重帳簿はわからないだろうと考えている方が多いのですが、税務調査ではほぼ発覚します。
帳簿を二つ作っているかどうかまでは分からないケースもありますが、事実とは違う確定申告をしていることはわかります。


修正申告書を提出しておく

売上金額が違っているケースでも書きましたが二重帳簿を作成している場合にも修正申告書を提出するようにしましょう。

税務調査では事実と違う確定申告をしていることがわかります。
税務調査によって意図的に過少申告していることが発覚すると厳しい対応をされてしまいますので、二重帳簿を作成している場合はすぐにでも修正申告書を提出しましょう。

二重帳簿を作成することはいけませんが、やってしまったことは仕方ありません。
できれば税務調査の連絡が来る前に自ら修正申告書を提出しておくことが大切です。



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