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ディフェンス ①1対1

私自身、サッカーの4局面における守→攻の戦術に1番サッカーの面白味を感じるので、子供には早い段階で正しいボールへのアプローチを教えたいと考えていました。

そうした背景もあり、今回はまずは守備の基本である1対1についてどの様なトレーニングを行ったのかを説明します。

ドイツサッカーのディフェンス戦術

守備戦術については「ドイツサッカーのディフェンス戦術」の指導内容に沿ってトレーニングを行います。この本についてはこちらの記事をご覧ください。

内田篤人による対人ディフェンスの基礎解説

この本で紹介されているディフェンスの基礎は、ブンデスリーグでのプレー経験がある内田篤人さんの解説とほぼ同じでしたので、こちらの動画を紹介します。非常よくまとまっている動画だと思います(これを見ていたのでD級の講習の実技も何とかなりました笑)。


「基本的には足を揃えちゃいけません。(こうやって真正面で)どっちでも行かれちゃうんで」
「なるべくキーパーに対して外に外に追い込むようにディフェンスします」
「この時、対峙する選手の仕掛けに柔軟に対応できるよう、足を揃えずに追い込みたい方向に体を向けるのがポイント」
「基本的にディフェンスというのはここまで来たら2対1だと思っていい。なるべくキーパーのためにシュートコースを防ぐ」


対人守備のポイント(まとめ)

ということで「ドイツサッカーのディフェンス戦術」のポイントと内田篤人さんが語る対人守備のポイントをまとめて自分としての理解は、

  • 相手に抜かれないことを最優先に守備をする(ボールを奪うことではない)

  • 目安として手を伸ばして届くか届かない距離を保つ

  • 反転してダッシュしやすいように両足を揃えずに相手と向き合う

  • キーパーの位置に対して外に外に(サイドに)追い込む

  • 相手が仕掛けたタイミングで相手のボールと体の間に入る

  • ボール奪取は仲間に任せる、もしくは2対1でチャレンジ&カバーの体制が整っている時にボールを奪いに行く

相手との距離に関しては、

  • シュートやパスを自由にプレーされない距離

  • 近すぎると相手にかわされるリスクが高まるので一歩では抜かれない距離

と捉えています。さらにボール奪取の際に足を出すだけの軽い守備にならない様に、

  • 相手の利き足の前に自分の足をグイッと入れる

  • 手は足(腰)と同時に入れる

  • 正面からディフェンスする時は相手の手を逆側の腰に押さえつける様にするとボールと相手の間に隙間が出来るので体を入れやすい

という点も常に指導しています(とはいえなかなか改善されません笑)。

参考にした動画は、柏のカンコーチといつもの谷田部さんの動画です。


トレーニングメニューは簡単に親子でグリッドを切ってその中で1対1、普通のゲーム形式の1対1で守備の習慣化を目指しています。

チームで最下層のレベルの息子ですが、ディフェンスの練習はレギュラークラスを止められるので楽しい様です。

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