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『天使の翼』第12章(76)~吟遊詩人デイテのネバーエンディング・アドベンチャー~
でも、この大地には鉱物資源としての価値があり、ロマンティックな想いとは無関係に、人の手が入ってくる……
「これから行く鉱山街って大きいの?」
『大きい所へ行きたい?』
直感的に、それは避けたかった。何事も、徐々にだ。最初の小手調べ、というものがある……。これは後付けだが、段々にヒートアップしてゆくやり方は、戦略的にも正しかった、と分かることになる。
わたしの心は、吟遊詩人としての即興精神で、研ぎ澄まされ、身構えた。
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