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《連続投稿458日目》タッチレスエコノミー~『タッチレス』に見るコロナ後の世界~

 日経電子版の記事【コロナで広がる「タッチレス」製品 NECや東芝系】では、新型コロナウイルス感染拡大が進行する中、赤外線センサー・光を電子信号に変えて映像化するCMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサー・距離測定センサーなど様々な非接触センサーのテクノロジーなどで、機器操作における接触感染を回避しようという潮流が紹介されています。



 さっそく、記事からそのような事例をピックアップしてみると――

▶『タッチレス』の事例

① マスク等をしたままで本人確認できる顔認証ゲート

② 手をかざして行き先階を指定できるエレベーター

③ スマホで行き先階を指定できるエレベーター

④ 手をかざして開閉できるドア

⑤ ポケットなどからスマホを出さずに出来る電子決済

⑥ テーブルに投影されたメニューで出来る注文

                      など

(付記:日経電子版の記事【パソコン触れず操作「接触感染を防止」 大阪企業開発】では、パソコン画面を指をかざして操作するシステムが紹介されています。)



 こうしてみると、ゲート・エレベーター・ドアなどの通路上の機器、注文・決済などの消費行動上の機器など、避けて通れない機器において、『タッチレス』の推進が起きていることが分かります。

 そして、重要な事は、このような『タッチレス化』が、コロナの問題によって脚光を浴びその普及が加速されようとしているにしても、もともと、便利なものとしてのベネフィットが存在していたという事です。コロナの問題が、未来のテクノロジーを手繰り寄せ、コロナ後の世界が顔を見せだしているのだと思います。
 非接触センサーは、IoTデバイス普及のアクセラレータでもあり、タッチレスによって実現する『タッチレスエコノミー』という究極の利便性は、ビジネスにとって極めて重要な課題に違いありません。




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