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日本の新型コロナ対策がどう見えるのか

フィリピンで子育てをしながら、子供の放課後を考えている谷です。
今日は、新型コロナ対策が日に日に強くなっていくマニラと、外から見た日本の印象、そして僕の近況についての報告です。

さらに厳しくなるマニラ

今日、マニラの街角で立っていたら、何をしているのか警察に聞かれました。
生活必需品の買い出しという説明ですぐにOKでしたが、間違いなく無駄な外出に対する抑止力になっています。
日に日に警察官の数が増えていると感じます。

子供の外出が今日から完全に禁止になりました。
もともと、大人も食料の買い出し目的以外は外出禁止です。
頼みの綱だった敷地内のプールも閉鎖されました。
長男の小学校のオンライン授業と宿題ばかりが増え続けます。

外からみた日本の対策

一方で、ニュースなどで見る日本とは大きな温度差を感じます。

日本のニュースは毎日新型コロナのニュース一色ですが、映し出される映像では街の人々は普通に生活しているように見えますし、外出制限もかかっていないようです。
どの種のコンサートが中止とすべきかが大きな話題になっていますが、コンサートどころか店内での食事まで禁止されているマニラではコンサートなど全く考えられません。
そんな制限生活に慣れ始めている身からすると、日本は本当にこれで大丈夫?と思ってしまいます。

日本やフィリピンの感染症対策について、僕はいい悪いの評価する専門的知識はありません。
でも、アジアやヨーロッパ、アメリカなどの感染が広がっている国々と比較して、日本の対策がかなり緩いというのは事実だと思います。
多くの国で外出制限がかかっているのに対して、日本ではその気配すらありません。
僕が緩いなと思うのですから、多くの外国の人々が日本はこれで大丈夫かと心配しているのではないでしょうか。

繰り返しますが、どちらがいい、悪いではありません。

でも、日本国内で生活されている方々は、外出制限等の対策をとっている国々が異常で別世界ということではなく、逆に日本の方が特異的に(なぜか)緩いということを自覚していた方がいいのかなと思いました。

臨時学童(的なもの)

近況ですが、日中家に親のいない子供たちを週三回、9時から15時まで家に呼ぶようになって1週間が経ちました。
6歳から8歳の子ども4人が参加しています。

午前と午後に勉強タイムを設け、それ以外にはボードゲームや室内運動、探究学習的な試みをやったりしています。
とにかく、学校がなくなって空いた時間を、できるかぎり豊かにしたいという思いでやっています。

あのとき、何をやっていたか?

将来そう聞かれたときに、子供たちも僕自身も胸を張って答えられるようにしたいと思っています。

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