哲学の先駆者といえば
古代ギリシアのソクラテス、プラトン、アリストテレスが代表的ですが、プラトン、アリストテレスの思想は対極的にあることは有名です。
アテナイの学堂という有名な絵画では
プラトンが天を指差し、アリストテレスが地を指し示すというのがありますね。
二人の思想の対比について
カッシーラー『象徴・神話・文化』の中では、
ゲーテに下記のように語らせている。
プラトンとアリストテレスのこのような対立が
合理論と経験論、観念論と実在論などの対立の軸となっているという。
哲学をやるということはこの二分法からは免れないのではないかと常々思いながらやってきたところはある。まだ答えは出ていない。
ところで、観念論と実在論といえば、
知人が哲学イベントカレンダーというサイトをやってまして、
明日はなんと大学院時代の友人、内坂翼さんがロックの話をしてくださるようです。
これは楽しみですね〜。
今回紹介した、プラトンとアリストテレスの対立の一片でも掴めたらと思いますねえ。