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調子が良いときに受ける「カウンセリング」の効果と変化

「調子が良いときに頑張りすぎてしまう、無理をしてしまう」

つい最近発見した、ぼくの特徴だった。

気分の浮き沈みが激しい。元気なときに頑張りすぎて、調子が悪くなってきたときにはもう遅い。抜け殻のようになってしまって、数日間何も手につかない。また回復してくると、知らぬ間に頑張りすぎている。この繰り返し。


「調子が良いときに、調子が悪いときの想像をする」

これが大事だとわかっていながら、自分ひとりでは改善することが難しい。だから、周りに頼りながら自分を変えていきたい。

そんな想いを持って、「メンテナンスとしてのカウンセリング」を定期的に受けてみることにした。(お誘いいただいた cotree たかれんさん。ありがとうございます☺︎)


メンテナンスとしてのカウンセリング

調子があまり良くないときに、カウンセリングを受けたことはあるけれど、元気な時のカウンセリングは初めて。

受ける前と受けた後で、どのように気持ちが変化するかを知るために、メモを取っていた。こうやって冷静に考えながら準備できるのも、「メンテナンスとしてのカウンセリング」のメリットかもしれない。自己分析が進んでいくので楽しい。

カウンセリング前の気持ち
・やりたいことが明確なので、将来への不安は少ない
・忙しい日々が続いていて、そろそろ心の不調が来そう、来て欲しくない
・メンテナンス的に受けるのは初めてなので、これで良いリズムができるのが楽しみ


「頑張りすぎてしまうんです」

少し緊張しながら、45分間のカウンセリングがはじまった。

「頑張りすぎてしまうんです」「気分の浮き沈みが激しい方ですね」

調子が悪いときの自分を想像をしながら、丁寧に伝えていく。そもそも、調子が悪いときの想像が、自分ひとりではできなかったので(だから繰り返してしまうのかな)、聞いてくれる人がいる、という恩恵を実感しながら。

しんどいときであると、自分のことを伝えるだけで疲れてしまったりするけれど、今回はスルスルと話を進めることが出来た。


「出来る自分像」を崩したくないんだね

対話をしていく中で、自分に刺さる言葉が一つあった。

たかぎさんは、「出来る自分像」を崩したくないんだね」

頑張りすぎてしまうのはなんでだろうね、という話をしているときに、カウンセラーさんから出た言葉だった。

21歳のわたしは、勉強でもスポーツでも比較的「出来るほう」で生きてきたように思う。それが、良い成績を取らないと、試合で勝たなければいけない、につながって、頑張りすぎてしまうんだろうね、という言葉をもらった。


このように、45分間のカウンセリングでは、自分に残ったり刺さったりする「ことば」がある。その「ことば」は、おそらく自分では気づけないもの。それを一つでも見つけられることに価値があるし、大切であると実感した対話だった。

カウンセリング後の気持ち
・自分では気づけなかった考え方に出会えてスッキリ
・心の不調が来ても、それも含めて自分だからきっと大丈夫
・新しい考え方をもって、生活に活かしてみたいワクワク


調子が良いときに受ける「カウンセリング」にも効果はある

そんなこんなで、あっという間に45分は終わった。「メンテナンスとしてのカウンセリング」には、どんな効果があるのだろうと期待しながら受けた初回だったが、自分のプラスとなる時間になった。

ここで「45分間のカウンセリング」と聞くと、「短い時間の中で、効果を感じられるのだろうか」と、思ってしまう人もいるかもしれない。自分のために受けたのに、効果がなかったらどうしようと不安になるのは自然なことだと思う。

でもぼくは、「受ける前の自己分析」「カウンセリング中の対話」「受けた後の気持ちの変化と、それに合った行動」の3つ合わせて、カウンセリングだと思っている。

つまり、定期的にカウンセリングを受けるということは、「45分間の安心」を得るだけではない。

「1週間後にはカウンセリングがあるから大丈夫」「新しい気づきをもらって、また1週間がんばろう」と前向きな気持ちをキープできる。そんなサスティナブル(持続可能)な心を作ることができるんじゃないかと思っている。


cotreeさんは「心のフィットネスジム」ということばを、よく使われているが、まさにそんなイメージ。定期的にジムに通い、心をほぐし、理想とする自分を作っていく。

次のカウンセリングはまた1ヶ月後。

「メンテナンスとしてのカウンセリング」で得た、新しい気づきと考え方を持って、しなやかに生きていきたい。



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今回参加させていただいている企画です。ぜひご覧ください!

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読んでいただきありがとうございます☺︎