「仕方ない」を味方にしよう
今雨降っているからちょっと止めるわ!
って言って雨を瞬時に止めた人を見たことがない。
止めようとした人は見たことあるけど(笑)
でも全ての人が天候を操る能力を持ち合わせていない。
だから少年漫画のように天候や自然の力を操ることができる主人公に憧れたりするんですよね。
子どもの頃がよく真似をしていました(笑)
子どもの頃というか高校3年生の頃までやってました。
自分にできないことはない!!と思い込んで手から何か出るんじゃないかと必死に力を入れたものです。
出たのは汗だけでした(笑)
僕が言えたものじゃないですけど、
自分で変えられないことと変えられることの区別ついてますか?
人は変えられないものの区別がつかずに変えて見せようと踏ん張るからしんどい思いをするのだとアドラー心理学では提唱されています。
人の悩みの大半を占めるのは、人間関係。
思い返してみてください。
仕事は楽しい。でも根本の悩みはほとんどが対人関係からなってますよね。
僕たちは他の何者でもないたちは同じ人間に何かしらの問題をぶつけられています。
というか、自分からぶち当たりにいているような気がしていますけどね。
問題解決に必要なのは、見極めること。
馬を湖に連れていくことはできるが、馬に水を飲ませることはできない。という中国のことわざと同じです。
飲むかどうかは馬次第。喉が渇いていたら飲むだろうし、お腹がいっぱいだったらいくら美味しくて冷たい水を用意しても飲まない。
環境は用意できるけど、行動に移すかは本人次第。
子どもがいつまでも勉強しない。お片付けをしない。ご飯を食べない。
と悩んでらっしゃる親御さんはたくさんいます。
うちもそうです(笑)
何回同じことを言ったか・・・。
毎日繰り返されると冷静さもなくなり、子どもを叱ったり感情的になってしまうこともあります。
それがいけないということではないんです。
感情的になって自暴自棄になり、苦しまないことが重要です。
環境は用意しても行動に移すかどうかは本人次第なのですから。
じゃあやらないからと言ってほっといてもいいのか!?となりますが、
そういうことではありません。
それは親である以上不可能な話です。
だから全ての親御さんはご自身で変えられることを行うんですよね。
子どもが本当に興味を持っていることを観察して親のエゴになっていないかをもう一度考えてみたり
片付けられるようにおままごとや人形で遊びながら誘導するとか
ご飯の味や見た目を変えたりとてもやりことが膨大です。
夫婦関係や仕事仲間の関係性、友人関係も同じことが言えます。
あの人が変わらない。と嘆いていては一生そのままかもしれません。
まずは、自分が変われることを見直してみると案外見つかるものです。
そして、僕の見解でもあるのですが、人間関係に対する文献は2500年前から今もなお考えられ続けていることからすると、
人間関係の悩みは一生消えることはなく、あるのが普通と捉えるしかないのではないでしょうか?
辛いですけどね(笑)
自分が変わる努力を繰り返しても環境が一向に変わる気配がない時は、必殺技
「仕方ない」
を発動させましょう。
もう仕方ないんです。
その人は変わりません。
気づきません。
様子をみていきましょう。
仕方ないんです。
子どもの場合は、諦めることはないですが、大の大人同士の問題であれば仕方ないです。
あなたはよく頑張った!
あなたの環境を変える番です。
この対応は別に冷たいわけではない。
他人は天候と同じ。
泣いている子どもに泣くな!!!!と叫んでも余計に泣いてしまいます。
泣きやんでほしい自分の思惑通りになりはしない。
変えられるのは他人の心ではなく、自分の行動です。
頑張った先に「仕方ない」を発動してみましょう。体が楽になり次なる解決策が思いつくかも知れませんよ。
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