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【MEMO.9】じぶんをみきわめる

来月、ぼくは社会人3年目になります。

ほんとなら、今年の4月にもうなっていたはずななのですけど、転職活動でブランクがあいたので、今年の9月で社会人生活を丸2年過ごしたことになります。

まだまだ未熟なところばかりだけれど、最近やっとわかってきたことがあるので、今日はそのことを書きたいと思います。

その前に、あなたは

「メタ認知」という言葉を知ってますか?

簡単に言うと、「自分を客観的に見ることや、その能力」のことです。

この力がある人は、自分のことをいつも一歩引いたところで見ることができていて、その場その場に適した言動をすることができると言われています。

ぼくは昔からこの力があまりなくて、自分の思うように動いたり話したりしていました。

今思えば、そのせいでいろんな人に迷惑をかけたなと思って反省しています。

そして、社会人になってわかったことは、いわゆる「仕事ができる」と言われている人たちは、この「メタ認知」能力が高いということです。

仕事ができる人たちは、メタ認知能力が高いのか、周りの人たちを観察して考えてみました。

そして、いくつか仮説を立ててみました。

1、自分にできること・苦手なことを知っている


メタ認知能力が高い人は、自分のことを観察する癖が身についています。

そのため、自分にはこういう傾向がある、とか、こういうミスをしやすいなど、今の自分にできることや苦手なこともよく知っています。

それに応じてやり方を考えたり、対策を練ったりすることができるので、自分の力を信じすぎることなく仕事ができ、おちいりやすいミスを防ぐことができるのでしょう。

ご存知のように、何事も「結果」は思うように出ないものです。

成功体験を積みたいと誰もが思うことですが、これを積むには努力の積み重ねとタイミングも関係しているので、なかなかうまくはいきません。

その時に周りから信用されるために必要なのは、「失敗しない」という信用です。

物事を取り組むときに、できる限り失敗しないようすることで、この人に任せても大丈夫と思ってもらえるようになり、いろんな仕事を任せてもらえるようになります。

すると、打席に立つチャンスが増えるので、今までより経験も積めますし、成功体験を積みやすくもなります。

そのため、メタ認知能力が高いことは、仕事ができるようになるためにプラスの働きをしてくれるのではないでしょうか。

2、想像力を持っている


想像力という言葉は、おそらく誰もが知ってる言葉だと思いますが、あまりにも抽象的でちゃんと捉えるのが難しい言葉でしょう。

ぼくもまだまだ全然理解できてません。

ぼくが考えるに、この想像力という言葉は実はとても多元的で、決して一元的なものを指して言っているものではないと思います。

要するに、自分からの目線で見えるものから想像する力、相手から見えるものを想像してさらに想像する力、そして第三者から見えるものさえも想像したうえで想像する力を持っていることです。

優れた人ほど、いろんな立場や状況を想定して物事を判断しています。

ビジネスではこれを「フレームワーク」というそうです。

この間聞いた話ですと、仕事のできるできないは、元々の頭のCPUの違いもありますが、どれくらいフレームワークを活用して物事を判断しているかによるのだとか。

このフレームワークをどれだけ自分のものにしていて、それを使って思考する癖が身についているかが、仕事ができる人とそうでない人の違いなのでしょう。


自分を見極めることは、けっこう難しいことがあります。

特に自分のダメさ加減みないといけない時なんて、思わずプラスに考えて、実際よりも楽観的に捉えてしまうこともあるでしょう。

それでも現実から逃げずに、自分のどこが出来ていて、何が出来ていないのかをちゃんと認識して、どうすればできるようになるのか考えられる人だけが成長できるのではないかと、周りの人たちを見て思います。

自分を見るのが辛くても、修行だと思って成し遂げる必要がありますね。

自戒を込めてここに書きたいと思います。

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