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【MEMO.5】遅刻はしない

「本当は、キミをここに呼ぶ気はなかったんだよ」

そういわれて、ぼくは内心ドキッとしました。


以前、違うイベントに参加した際、ぼくは仕事の都合で遅れて参加しました。

それは仕方ないことだと思っていたし、ちゃんと事前に連絡もしたから

大丈夫だと、心の中ではそう思ってました。


ただ、実際は違いました。そのイベントを企画した人から言われたのは、

「たとえどんな理由であれ、本当は遅刻してくる人をイベントに呼びたくない」ということでした。


前の投稿にも似たようなことを書いたのですけど、ちょっと思うところがありまして、また今回も書きたいと思います。


この事件が起こるまで、ぼくはプライベートなイベントでは

かなりの遅刻魔でした。

行かなくても別に責任を問われることはありませんし、

ちょっとくらい遅刻しても問題ないだろうという考えが常に

頭のなかにあったのです。


ただ、このことを言われて直感的に気が付きました。

遅刻をすることは、たとえそれがプライベートなものであろうと

相手からの信用をなくしている行為なんだな、と。


たしかにそうなんです。

ぼくもよく飲み会を企画したりするのですが、

遅刻をしてくる人がいると、結構気をつかいます。


もう出来上がっているムードの中に、その人をどう

混ぜていこうかということとか、

初対面の人がいたら、どのタイミングで

自己紹介してもらおうかとか、とか

いろいろ考えを巡らせています。


そのことは、正直言ってときどき面倒臭いこともありまして、

できればみんな時間通りに来てくれるとうれしいな、と

考えています。


だから今回の件でも、

そういうふうな、本来なら必要なかった労力を

使わせているという点で、

ぼくという人間に対する信用が失われてしまうのは、

仕方のないことでしょう。


優れた方たちは、大事な人との約束には、

たとえどんなに忙しくて用事がつまていても、

かならず遅れずに待ち合わせ場所にやってきます。


それが、その人に対しての誠意であって、

本気の気持ちを伝える第一歩になると知っているからでしょう。


にんげん、やれば結構できるものです。

結局、どこかで物事をはかりにかけたうえでの、

遅刻をしてもよいという選択をしているだけなのです。


だから、意味のあるなし関係なく、

遅刻はしないようにしたいですね。

たぶん、遅刻をしていいことって、まずないと思いますから。


この辺は自戒の意味も込めて、ここに投稿します。




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