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ベトナム料理は無化調じゃないとダメかもしれない(東京ベトナミーズ巡礼#2)

毎週水曜日ぐらいになると、ベトナム料理欲求が高まってウズウズするようになった私。0才の息子を連れて、今日は五反田のサンフラワーに行ってきました。
子連れ狼の私としては、ピーク時は当然避けたくオープン直後の11:00に押し入ってしまいました。そのため店内は私たちだけ。でも12:00になるどドババー!と混雑する人気店です。

注文したのはブン ティット サオとブン ボー フエ。

「ベトナム料理を食べるぞ!」と決めた前日はろくに食事をせず、食欲を全てベトナム料理へ捧げる準備をして向かう私。殺気立ちつつメニュー表を舐めるように見続けて、今回も2セット注文しました。

こちらが「ブン ティット サオ(南ベトナムの焼肉麺」
ブンとは、フォーよりも細麺なもの。細麺といっても素麺がだいぶふやけた感じ。食感もコシというよりはニュルッとしているもの。
ここに揚げ春巻き(中身は豚ひき肉)となます、レタスと少しのパクチー、ピーナッツが入っていて、混ぜていただきます。
セットにはしっかり巻かれた生春巻きと、ベトナム風炒飯とベトナムコーヒー付きで1,080円。
味が濃いめの揚げ春巻きの肉感と麺が合うし、なますの酸味もしっかりあるので本当にサラダ感覚。
暑い夏は、つい合え麺が食べたくなります。

2セット目のブン ボー フエは男性が好きな味。

“ブン”はビーフン、“ボー”は牛を意味し、“フエ風の牛肉汁ビーフン”の意味での麺料理。こちらもセットも1080円。
「ベトナム料理のフォーとか生春巻きって、あまりお腹にたまらないし、タイ料理のように爽快感のある辛味も特別ない。なんだか味気ない」と思っている男性は多いと思うんですが、ブン ボー フエは比較的辛くてパンチの効いた味。
レモングラスと赤唐辛子、ニョクマム(魚醤)で味つけしてあるベーシックなブン ボー フエでした。速攻で5分ぐらいで平らげることができました!

ランチセットに付くベトナムコーヒーも2杯も飲んだので、お腹ガボガボになりながら、今週分のベトナム料理を堪能したのでした。

有名店は、やっぱりディナーで行きたいなと痛感。

ランチも大満足でしたが、ディナーのメニューを見るとやはり羨ましいほど美味しそう。食べログも3.5以上ですし、当然ながらディナーに力を入れているのだと感じました。
0才の子供を預けてベトナム料理を食べるなんて不良なことは、こんな私でもできないので、またいつかどうにかして食べたいと強くこぶしを握りしめて五反田を後にしました。

フォーやブンは、無化調でないと厳しいかも。

生春巻きも美味しかったし、ブンの味付けの全体バランスも美味しかったですし、きっとディナーはもっとバラエティあふれる料理だからけなのだろうと思ういますが、正直に言えば喉から胃にかけてツンとする添加物摂取の余韻が気になってしまいました
年齢を重ねるに比例して、添加物への身体の拒否反応というものは顕在的でも潜在的でもありそうで、その後味が悲しかった。

ベトナム料理って比較的優しい味付けで、野菜が主役なので、添加物が際立ってしまうのかも?

考えてみると、無化調を謳うベトナム料理店は着実に増えているように感じていて、その背景にはこういうことなのかなとしみじみしてしまいました。


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