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GO奄美! 絶景を求めて~北部~篇

近いうちに世界遺産になるんじゃないかって言う奄美大島。いつか行ってみたいと思いはじめてから5年くらい経ったんだけど、たまたま機会ができたので行ってきました〜!

台風だったけどフレンドリーな島の人とふれあいながらの何もしない贅沢旅。

奄美へは鹿児島経由で

名古屋から鹿児島経由奄美大島行き。飛行機はプロペラ機。

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青い空見えるけど、実は台風接近中で運よく飛んでくれた。雲の中結構揺れた。

なので滞在中は台風真っただ中で、やりたかったマングローブ林のカヌーとか海に入るとか何もできず。ただただのんびりする旅に。

そもそも、しっかり観光よりも、のんびり休もうって思っていたので予定は特に入れず、宿で本読んだり寝たりしようと思ってたから、そんなに影響なし。

それでも、せっかくだし、島をぐるっとしようかと思って、毎日違う宿を予約してレンタカー借りてドライブを。

レンタカーは楽天トラベルで安いレンタカーを探し、「奄美レンタカー」で軽自動車を借りてみた。1日2000円で、3日間借りて保険込みで9千円!!安い!!ekスペース。軽ハイト系ということで、天井が高く空間がとっても広い。ラゲージスペースは、機内持ち込みのキャリケースはちゃんと乗るくらい、後部座席にも載せれば荷物は割と積める。


奄美北部のビュースポット 土盛海岸

雨が降らないうちに回れるところを回ろうと、まずは奄美の北部へ。奄美によく行く友達におすすめスポットを教えてもらってたから、その通りに景色のいい海岸へ向かう。

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フォトジェニックビーチ「土盛海岸」

道路のわき道を進み、細い砂利道をしばらく行くと、駐車場っていうかクルマ停められるスペースがあって、クルマ降りたらすぐに海岸。

目の前に海が広がって、わーー!きれい!!!・・・なんだけど

風つよっ!!

曇り空と荒い波

おおよそこの記事の写真とは別の場所なんじゃないかと。

でもこれを悔やんでもしょうがない。台風くるのに奄美に来たのが悪い。むしろこんな台風ど真ん中の時期に、もっとも台風が多い地域で過ごすっていうのは貴重な気がしてきたから、それを楽しもう。


あやまる岬

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つかのまの晴れ間!奄美で最もメジャーな景観スポット。

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風ビュービューなので、本来の美しさは見られなかったけど、朝日とかきれいなんだって~

駐車場のそばに「みしょらんカフェ」という雑貨が売っているカフェがあり、そこに置いてあるものがセレクトショップ的な感じでおしゃれでした。大島紬のハンドメイドアクセサリーとかかわいかった!

ここに島の観光情報冊子がいくつかおいてあって、なにげなく手に取った「みしょらんガイド」。このフリーペーパー、旅の間めっちゃ役にたった!

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何がよかったかというと、MAP付ガイド

北部、中部、南部とエリア別に地図がのってて、それぞれにスポット紹介がされてる。地理がわかってなくて、お店の情報だけあっても近いのか遠いのかわかんないから、これ見て、周辺のスポットを回るというアナログなドライブ。GoogleMapやナビ使うけど、あえてのアナログ感がちょっとだけ非日常をもたらしてくれる感じがしてよかった。

いまnote書きながら、WEB版もあるということを知る。

WEBで探せば情報はいくらでも出てくるんだろうけど、情報ありすぎて探すの疲れちゃうから、ちょうどよかった。


元祖鶏飯 みなとや

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奄美名物 鶏飯ご存知?

おすすめしてもらって、行ってみたら表の駐車場いっぱいで裏回って空いてるスペース見つけて、何回も切り返しながら駐車。軽でよかった。一仕事終えた感じで、お店の中へ。

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店内は座敷とテーブル席あって広め。

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ごはんをよそい、具をのせて、鳥スープをかけて混ぜながら食べる!

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出汁おいしい~~~~!

鶏の味が濃厚~~~~!このスープ持って帰りたい。ずっと飲んでいられる。

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これが鶏飯って食べ物か。ぺろりとご飯3杯いただく。

で、ふと昔の記憶を思い出したのね。

修学旅行で鹿児島行ったときに出てきたお昼ごはんがこの鶏飯だったんじゃないかと。当時、鶏飯って説明があったのか覚えてないけど、ごはんに具材がのってて、出汁かけて食べる食べ物だったの。でも出汁が薄くて全然味しなくて、なんで”水かけた茶漬け”みたいなの食べさせられてるんだろうって不思議に思ってたわけ(笑)

たぶん、鶏飯だったんだわ。味薄かったけど。

みなとやの元祖鶏飯はとにかくスープが美味しくておいしくて!よかった、鶏飯のイメージが上書きされて。

みなとやと関係ないけど、おみやげにフリーズドライの鶏飯を購入。これもおいしかった!空港やスーパー、お土産屋さんとかどこでも売ってます。


蒲生崎公園

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こことっても見晴らしがよくって、晴れてたらもっときれいなんだろうなと。リンク先にあるように、展望台いく途中に神社があって、そこにいく道がとてつもなく急な坂道で、雨でぬれてて絶対ビーサンで行ったらこけて転げ落ちると思って、さすがに行かなかったんだけど、ここほんとに道?っておもうくらい、なんだか違う世界に吸い込まれそうな入口だった。鳥居くぐるともう戻ってこれないみたいな笑。

その道を過ぎると、ちゃんとした階段でいくルートがあった。けど、滑りそうだから行かず。景色だけ見て帰ります。

ここにたどり着くの、クルマだとだいぶ細い一本道をくねくねと走らないとだめで、対向車来たら困るやつ。幸い来なかったけど、1~2キロの山道を登りながら、奄美って島っていうか、山だなと思う。

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見にくいと思うけど、トンボがぶんぶん飛んでて攻撃されるかと思った!


夜ご飯はガジュマルの樹の下で

夕食は宿で食べる予定が、キッチンのガスが調子悪くなってしまったようで・・・

そんなことある??と思いながら、

宿の隣にある居酒屋さんを紹介されて行ってきた!

島の人はフレンドリーっていうけど、ほんとフレンドリーだった。

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宿の人に、「夜行貝のお刺身珍しいから食べてみたら?」って言われたので、お店の人に聞いてみたら、「うーん、夜行貝もいいけど、とびんにゃの方がおいしいよ」

「とびんにゃって何・・・!」

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これがとびんにゃ

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爪がついてて、それ引っ張って中身をいただく。爪は食べれるのかもしれないけど固くて食べなかった。おつまみに最高。

料理はおすすめ聞いて、ハージンって魚の刺身(写真隠れて見えないけど、白身)と島豆腐とゴーヤのみそ炒めを。

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ゴーヤチャンプルーとも一味違って、使っている味噌がつぶ味噌。つぶつぶしてて甘めで美味しい!

すると、奥のカウンターで飲んでた常連のおじさんが、「どっからきたの?焼酎飲める?」と声かけられて、「もう帰るから、このボトル飲んでっていいよ」と。

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いいんですか~~?わーい!遠慮なく。黒糖焼酎をいただく。

「ネケさん」って読むのかな~とか考えたけど、祈さんだった。

焼酎ロックで溶かしながら、ゆっくり飲むの久しぶり!焼酎美味しい!

そのおじさんと店長と、隣のお客さんが同級生(ほんとか冗談かわかんないけど、地元の仲良しだと思う)だったのでわいわいと話の輪に入れてもらい、ひでき兄からも焼酎いただく。笑

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店長がおもむろに厨房から島だこもってきて、サービスしてもらっちゃった。(さっきの刺し盛にも入ってた~)

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最後にあら汁を頼み、みんなにおすそ分けしてごちそうさま。

すっかり長居したので、宿の人がそろそろフロント閉めるんでとお迎えに来られてしまった!

島特有だとも思うけど、普段ごはん屋さんいってこんなに人と交流することないから、あったかくて楽しかった。いいな~こういうつながり。


あやまる岬は朝日キレイって聞いたけどさすがに雨で行けず。また今度晴れた日に行ってみよう。

>>つづく



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