見出し画像

いざヨーロッパ再び!⑮ありがとうプロヴァンス、ごめんなさいVueling

フランス最後の日になりました。足の負傷中なので、どうしようと思いながら、空港へ行くまでの間、やっぱりエクサンプロヴァンスの街を散策することにする。

ここのお土産でカリソンというお菓子があり、若い女性がお年寄りの王に嫁いで、そのお妃を慰めるためのお菓子ということで、内心なんじゃそれ?と思いながら、南フランスではしあわせのお菓子といわれているということで、試食させていただくと、うん、繊細でおいしい!
これはお土産にとゲット!

白い葉っぱ型のお菓子です、これが原材料

街の中をふらふら歩いていると、いつのまにか教会へ到着。

古くて歴史がありそうです

サン・ソヴール大聖堂というみたい。サン・ソヴールとは聖なる救世者という意味でイエス・キリスト様のことなんですって。なんと1世紀にサンマクシマンという、マグダラのマリア様らと一緒にセントマリーデュラメールへ渡ってきた使徒の方がここに礼拝所を立てたのが始まりだそうです。

信仰が長い間ずっと続いてきた場所という感じ
ステンドグラスも鮮やかで美しいね

私は今回マグダラのマリア様のところにずっと行ってたので、イエス・キリスト様が、僕のところにもちょっと来てよと最後の最後に導いてくれたのかな?

旧市街の広場にはマーケットもあり、おいしそうな野菜とお花が売ってありいいねえ~。

ここでお料理したくなるね
フルーツも太陽をたっぷり浴びて元気いっぱいおいしそう!

フライトは午後2時なので、ランチになんか買っていこうかな~と思い、ついついお店の前からの香ばしいいい匂いにつられて、エンパナーダ屋さんへ。私の前に並んでいたおじさんは大量にオーダーしておうちにデリバリーしてもらったみたい。おいしいんだろうね。期待が膨らむわ。
アルゼンチンエンパナーダということで、いわば大きな餃子のもっと小麦粉の厚い皮で中身を揚げているもの。ジャマイカのパティみたいな感じ。

たくさん種類があって迷う~

迷った挙句、中身はスパイシービーフカレーとツナをオーダー。これがフランスラストの食事?と思いつつ、まいっか。バゲットのおいしいサンドイッチいろいろ十分食べまくったしね。

さ、バスでマルセイユ空港へ!途中で半分くらい降りたので、え?と思って不安になったら、あなたどこまで?エアポートまで?私たちも一緒よと、ここはTGVの駅だから大丈夫よと、途中親子連れの方に親切にしてもらう。
ああ、ありがたい!私も今度から旅行に来ている不安そうな人達に、もっと親切にしよう!

3か月半振りのマルセイユ空港、今回のマルセイユーバルセロナ間は別切りでヨーロッパのローコストエアラインのVuelingというエアライン。荷物は預け荷物なしで、機内持ち込み座席の下に入れるというオプションで片道$130くらいだったかな?

早めに到着したけどチェックインカウンターが一つですでに長打の列。しばらくしてもう一つカウンタ―が空いたものだから、そちらにみんなわーっと列が分かれ、私もその流れに沿って新しい列に並んでいると、私のうしろにさっき並んでいたおじさんじゃなく、イラついた若者が〇uck、〇uck言いまくっている。おじさんに私の後ろはあなただったけど大丈夫?と聞いたら、その若者はもともと長蛇の列にいて、お前らより俺はもっと早くきて列を抜かしたと絡まれ、私の後ろに並んでいたおじさんに、女性に対してそのものいいはルードだ!とかばってもらったけどちょっと😢する。
多分私、ちょっと疲れていたのかも。

でも私、機内荷物預けでない格安チケットだったのに、なぜか荷物無料で預かってくれてラッキー!これが後で私を救ってくれたのです。

前回はターミナルの中が結構リノベーションで大工事中だったのに、すっかりきれいになってる!やっぱりたかが3か月半とは言えど、世の中前に進んでるね~せっかくなので名残惜しくプロヴァンスのワインとか買ったりして、免税店を楽しむ。ちなみに前回はユーロが余ったので免税店でコーダリーというフランスのお気に入りのブランドの日焼け止めを買ったんだけど、トランジットのロンドンヒースローでセキュリティーを通して、ピックアップを忘れたという苦い思い出。もう今回は買わない。

なんだかバルセロナからのフライトの到着が遅れているということで、出発遅れちゃうかな~とゲート近くのバーで、ワインを頼み、さっきのエンパナーダを食べながら空港のフリーのWi-Fiをつかいいろいろ連絡してのんびりすごす。ちなみにエンパナーダ、買って正解、超おいしかった!もう1個買っとけばよかったと思ったくらい。

やっぱりフランスのワインはおいしいよね~

途中はっと思い出発ゲートに行くと、誰もいない。
なんと私が乗るフライトはディレイを取り戻して、ほぼオンタイムの出発でファイナルボーディング終了ということ。
フランスの田舎だから、フランス語だけでアナウンスがあったのかな?
ギャー!助けて!

ゲートエージェントにもう乗せないと冷たく言われたとはいえ、ファイナルボーディングで私、名前呼ばれなかったし、もう荷物も預けて機体に乗ってるし、お願いだから乗せて!と、とことん大騒ぎ。
だってこれに乗れなかったら、明日のバルセロナからローマのフライトにも間に合わない!そうなるとニューヨークに帰れないよ!
多分積み込んでしまった私の荷物を探し降ろす作業と私を乗せる作業を比べて、見事にしぶしぶ乗せてもらったと思う、超ラッキー!神様ありがとうございます!

飛行機の中はほぼ満席、白い目でみられながらもしょうがない、はいみなさんごめんなさいね、小さくなりながらも気にしない、気にしない。

私の席におじいさんが我が物顔で座っていて、え?ほぼ満席なので私の席がないんですけど…。キャビンアテンダントの方に、あの~私の席ここなんですけど、弱気にボーディングパスを見せたら「この席は彼女の席よ!」とおじいさんに言ってもらい座らせてもらう。
ああスーパー迷惑なお客でしたけど、乗せてもらってよかった!

しかもVuelingは評判よりも思った以上に快適なフライト、ああよかった!
またヨーロッパに来た際には、乗せてもらいますので、許してください!
ごめんなさい!

ああ、助かった本当にありがとうございます!

つづく

いいなと思ったら応援しよう!