コロナ後初めての旅⑨24時間サークルソング!?
ワークショップはアッという間に4日目、木曜日、私が帰る日になりました。実はプログラムはこの日の12：00から翌日の12：00まで歌い続けるという24時間サークルソングになっていました。びっくり。
先生たちも時間帯で持ち時間が分かれていて、夕方はマエストロホワンの担当の時間。ホワンは次元が違うというか、頭の中にはいつもすごい音楽が鳴り響いてるんだろうね。でもめちゃ面白い。日本語で、おいしいけどおなかすいた、って、スペイン語で、そこに家がある、という意味の言葉に聞こえるらしい。
私もサークルをリードしたいとお願いしたら、僕の持ち時間はもう終わるけど、今日は24時間だからさたっぷり時間があるから、次のファシリテーターに言ってと言われたところを、実は私今日の夕方6時にはもう帰らなきゃいけないんだよ、と言って、無理やり入れてもらい、突然100人くらいのサークルをリードすることに。
実は3年前、OMEGAの時、みんながそれぞれのお国自慢の音楽の特徴やサークルを披露していたのですっかり刺激を受けて、私もこれは日本代表として何かやらねばと最終日の前日張り切っていて、日本的な音階、ペンタトニックを基本としたサークルをやろうと自分の中で考えて企んでいたのですが、抽選で当たった人が大きなサークルをリードする機会をゲットということになり、残念ながらはずれてしまい、ちゃんちゃん、あーあ、さようならということがあり、内心今回こそはと。
今回は、ふるさとをアカペラを歌い、日本語の歌を聴いてもらい、その雰囲気で、それぞれのパートを即興でつけてという感じ。それにあわせたソロを取っていたら、思い付きでみんなありがとう、私は今日去らないといけないけど、残りのワークショップ楽しんでね、みたいな歌がするするっと出てきて。実は英語の歌詞を付けての即興は苦手だったのだけど、自然にやっている自分にびっくり。
決して100点満点じゃないけど、自分で言うのもなんだけど、ほわっとしたなんだか感謝に溢れてしあわせ〜な雰囲気を作れてよかったなと。
例年プログラムを組んでいるリンダさんと今回初めてお話をして、あなたの名前は？Atsuko?ああ、と胸を押さえてすごい感動したと言ってくださり、ほっ。
会場を歩いているといろんな方が、よかったよ～と胸を押さえて、声をかけて下さって、特に日本の歌の部分がよかったと（笑）と。あはは、そりゃそうだ。
音楽は世界で共通だね。こうしてここに集まったシンガー200人分の１として、少しでも日本の曲を紹介して、自分なりに表現できてよかったな（笑）
私がニューヨークに戻って、朝から仕事して、ランチ食べて、しばらくしたくらいで、FBやインスタを見たら、皆さん無事に24時間サークルソング終了したとのこと。おめでとうございます！
それにしてもみんなずーっと歌ってたんだよ。本当にすごい！もちろん休みたい人は途中で休んだり、帰ったりもＯＫ。私も次回はできるような気がするのは、私はすっかりサークルソングの魅力にとりつかれているからかな？
あとでホワンからテキストが来て、君のサークル、That was so beautiful! You did a great job! 君のカルチャーの一部をシェアしてくれてありがとう、リンダもすごい感動してたよ～と。ひとりニューヨークでうれしくて泣いちゃいました。
何度もいいますが、9年前は何にもできなかったんです。今回こんな大人数のサークルを仕切れて、しかもみんながいい気分になったと言ってくださって本当に幸せ！
今回は予想していた以上に、すばらしい体験をさせていただきました！
今、ここを感じてインプロするという、過去でも未来でもなく、今ここに意識を集中するのが、なんとも音楽的な瞑想というか、上とつながる練習というか、たまらないんだよね。
さあこれからもがんばれます、また来年会おうね！
ありがとうございます！
最終日のランチはマダムお勧めのバーガーショップ、スーパードゥーパーバーガーズへ（超うまいイケてるバーガーみたいな名前のお店）
ああ、ニューヨークにあったら3日に1回は通いたい！（私は基本シーフードラバー。その私をそういわせるくらいおいしいバーガーでした）
サンフランシスコに行ったらぜひ試してね！
PS. とはいえニューヨークに帰って、仕事でいきなりかなりきっついことが起こって、精神的にも体力的にもやられてしまいました。立ち直るのに時間がかかり、1週間くらいプライベートの時間は寝込んでました。ほんとしんどかった～。事前にサークルソングでの喜びを体験できていたからこそ耐えられたのかも。
人生はいいことがあれば、悪いこともあって、陽が極まったので陰になって陰陽のバランスを取ってくださってるのかな？でもこれって地球で人間として生きてるって証拠だよね。
おわり