八月一日・二日・三日@ブダペスト

八月一日

ウィーンからブダペストに帰ってき、ブダペスト観光をしようと計画していたが、天気が良かったので先にセンテンドレに行くことにする。センテンドレはブダペスト市内から郊外電車に乗って約40分ほどのところにある小さな観光地。朝ご飯はお隣さんがやっているコーヒーショップに行ってアイスカフェラテを飲み、クロワッサンを食べる。

センテンドレに着いたらちょうどお昼頃であり、前にも来たベジタリアン志向っぽいレストランで昼食(別にベジタリアン料理しかないわけではない)。今回はカリブサラダとタイカレー(多分)を頼む。店内の雰囲気もサービスもいいし、お気に入りの店の一つである。

そのあとはお土産もの屋さんを回り、一段落ついたところでランゴシュのお店に行く。ランゴシュとはハンガリーのピザのようなもので、イーストで膨らました生地を油で丸揚げにし、その上にガーリックオイルとかサワークリームとかチーズをのせて食べる。今まで旅行して見て来た感じだと、そのまま何ものせずに食べる人が一番通っぽい(現地っぽい)。

センテンドレから帰ったあとは少しブダペストでお店などを回って買い物をし、夜は廃墟バーに行き、そのあとはベトナムフォーを食べて帰路につく。

八月二日

今日は一日中ブダペストを観光する予定。観光といってもなぜか友人はブダ側に興味がないようで、ブダ側の王宮やお城などは見に行かず。朝ご飯はKálvin tér(カルビン広場)にあるKAFFEINE(カフェイン)というカフェに行って済ませる。

最初は中央市場に行く。中央市場でマトリョーシカを買う友人。そのあとはVáci(ヴァーツィ)通りのお土産もの屋さんを半分ほど見たあと、私が携帯を忘れていたので一旦家に帰る。

そのあと、家の近くの庶民的な市場に行くが、期待はずれでなぜかお店があまり出ていない。土曜日に来ないとダメなのか。そのまま北に登り、友人が気になっていたハンバーガー屋さんに行く。普段ジャンクフードはあまり食べないが、ちゃんとこだわっているところはバンズもパテも美味しい。

その後も買い物をし続け、夜はフォアグラで有名なお店。あまりいっぱい食べれないので、グヤーシュとフォアグラのソテー焼きリンゴ添えを頼む。美味しいが、友人には少し脂っこかったようであった。ワインを飲む人だとちょうど良いと思う。付け合わせの焼きリンゴが美味しかった。

デザートにリモンチェッロが出てきたが、さらにトカイワインとパーリンカも飲む。一番アルコール摂取量の多い夜であった。

八月三日

今日の夕方に友人は日本へ帰る。朝、お隣さんとすれ違い「今日もカフェくるの?」と言われるが行かないので、若干気まずい気持ちで「今日はいかないのです、すいません」と返す。朝ご飯は大学近くのお気に入りのカフェで私が昔はまっていたカルダモンパン、シナモンパンを食べる。

今日はゆっくり過ごそうということで、一大観光地でもあるセーチェニ温泉まで行き、入らないが外から眺める。そばにあった湖の周りにあるベンチに座り、ひたすらぼーっと鳥などを観察する。その後は最寄りの美術館にもより、お土産もの屋さんを見る。友達はようやく欲しがっていた薄っぺらいトートバッグを買い、それが600フォリント(約240円)だったので二人で驚く。

お昼は再び前に行ったフォーのお店。今回はジンジャーチキンのフォーを食べる。機内食の前に、ホッとするようなものが食べたいということでこのお店。

そのあとは空港に向かい、すぐにチェックインが済んだので、カフェで一服後友達を見送る。久しぶりにイヤホンをしてマストドンを開き、家に帰る。