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四月十九日@ヴァーツ

今日から四日間はイースターのお休みで珍しく連休。今日は先輩に誘われて、ブダペストから北へ電車で30分ほどいったところにあるVác(ヴァーツ)に出かける。

朝は9時7分のNyugati(ニュガティー)駅から列車に乗る。ギリギリに着いたので先輩をモヤモヤさせる。ヴァーツに着くまでは、先輩の研究のこと、指導教員との関係などを聞く。

ヴァーツに着くと、早速中心地まで向かう。先輩がハンガリー人なので、適当に街の人に聞いてすぐにたどり着く。教会などを見回るが、イースター休暇が始まっているので閉まっているところが多い。

白の教会、ミイラ博物館を見る。ミイラ博物館は、作り物ではなく本物のミイラが見れる。なんだかとても綺麗だった(苦手な人にはオススメしない)。理解が正しければ、1994年にたまたま聖堂の地下室に隠されていた300体近い棺桶(そして中のミイラ)が発見されて、それを掘り起こしたもの。他のミイラはだいたいお偉い人のために「意図的に」ミイラ化されたものが多いが、ここはそうではなくたまたまミイラになったものであるため非常に貴重とのこと。

そのあとはMihályi Patisserieというお菓子屋さんでケーキとジェラートを食べる。ハンガリーで三番だか十番だかの指に入るぐらい有名なケーキ屋さんらしく、ハンガリー基準にしては高いお値段だったが確かに美味しかった(見た目も美しい)。

そのあとはドナウ川沿いをひたすら歩く。どうも一日に一本船が出てるようで、ここからVisegrád(ヴィシェグラード)やEsztergom(エステルゴム)までいけるらしい。

ヴァーツから電車に乗りブダペストに戻る。そのあとはRómai partというまたドナウ川沿の公園とかアウトドアパブがあるところで、他の友達(そして犬)と合流してまったりする。ビールを飲む。私は先に退散する。

帰ってヨガをしたり、話したりしてぼーっとする。やらないといけないことが多いけど、ここのところ逃避気味だ。そろそろこの前の実験結果を書いて論文にまとめなければならない。あとは追加実験の準備。そして新しい実験…と色々考えると芋づる式に出てくるのでなんだかんだ休んだ気にはなれない(実際は何もしていないのだけど)。