十月十一日@ブダペスト

朝起きて走る。アプリを起動していったのに、全然記録されてなくてなんとなくがっかりする。走ってることには変わりないからいいのだが、記録を見るのも楽しみの一つなのだ。

九時半から先生とスカイプミーティングなので大学にいって待機する。一週間に前からすごく進捗があるわけではないが、結局研究計画書を描き始めた時の当初のアイデアに戻った感じがある。この前の学部全体での発表を踏まえたフィードバックと技術的な問題から、とりあえず熟達者の行動だけに注目して実験を始めようということになったが、色々探索的な部分が多い。私はこれまで普通の(?)実験しかしたことなかったので、初めて探索的研究から始めることになるが、先生は楽しいねといってくれる。お世辞でも嬉しい。来週はポスドクも巻き込んでミーティングすることになった。私は誰かと一緒に研究する方が好きみたいだ。

その後すぐに計算認知科学の授業だが、もうさっぱりわからない領域に入ってきた。完全に見失ったのはRejection sampling(棄却サンプリング法)が出てきた時に何をしているのかわからなくなり、そのまま積み重なってきた感じがある。まだ確率の計算式などを追うのに時間がかかって、考えているうちにあれよあれよと進んでいくので自分にイライラしてしまう。

明日の確率の授業のために、ノートを見て復習をする。来週締め切りの宿題も一応見て、途中まで解いてみる。

夕方は科研費のミーティングウィークの最終日だったので、大学本部のルーフトップテラスで簡単な食事会があった。私は夜ご飯を友達と食べるので、ジュースなどを飲みに行き、後輩と喋ったりする。

夜は、今我が家に滞在してる友達が予約してくれたレストランにいく。鴨ローストが美味しかった。もう一週間ぐらい一緒にいるけどまた色々話し続け、帰り道も40分歩きながら話し続ける。単純にネイティブの英語は苦手だ苦手だと思い込んでいたけど、一週間も一緒にいるとほぼ言ってることがわかるようになってきた。少なくともそんな感じはする、不思議だ。