六月二十四日@ブダペスト

今日もだらだら起きる日曜日。ランニングウェアに着替えて、三マイル走る。一昨日ぐらいから急に気温が下がり、走るには快適な温度になっている。二十度弱ぐらい。

起きたのが遅かったので、走り終わって朝ごはんを作ってたべてるともう一時ぐらいになっていた。久しぶりにゆっくり白米を炊いて出汁巻を作ってお味噌汁と一緒に食べた。お漬物でも欲しいなと思う。きゅうりの浅漬けならできそうだが、きゅうりが日本の二倍ぐらいの太さで、なんとなく違和感がある。

そこから本格的にパソコンを開いてマストドンをする。サッカーのW杯で日本対セネガル戦があったので、タイムラインが盛り上がっていた。マストドンの何が楽しいかと言うと、自分がフォローしている人とは別に、参加しているインスタンスの人全員の、あるいは全てのインスタンスを合わせたマストドン全体のトゥート(つぶやき)が見れることだ。サッカーのことで大半の人が盛り上がっている間、最近の下ネタばっかりのつぶやきについて憂いている人々の文句が漂っていた。コミュニティーが盛り上がってくると、そこを綺麗なまま保つのが難しいようだ。

夕方、明日ブダペストを去る友達の寮に行き、夜ご飯を一緒に食べる。友達は双子で、双子の姉(か妹)がイタリア旅行から帰ってきたので、イタリアのパスタやパルメザンチーズ、トリュフオイルなどを使って調理する。調理方法はシンプルだけど、素材がいいから、簡単だけどとても美味しいパスタが出来上がった。

姉妹は明日からバルセロナに二週間に行き、バーニングマンのイベントに参加したり、バルセロナでぼーっとしたりする予定のようだ。また一ヶ月以内にブダペストに帰ってくるが、しばしのお別れ。アートセラピーで双子の片割れに出会って、短い期間だが一緒にイタリアに旅行に行ったり、ブダペストで飲みに行ったり、楽しい時間を過ごせた。正直、いかにもアメリカ人という感じで(アメリカ人なんだけど)、ものすごい勢いで英語で喋ってくるし最初から社交的だし、自分とは仲良くならない人だなと思っていたが、人生はわからないものである。色んな人と付き合ってみるもんだ。

彼女たちから、ヨガマット、キャンドル、イタリアのタリアテッレ(乾麺)をもらった。