七月二十日@ブダペスト

いつも通り朝起きて、パン、ヨーグルト、スイカを食べる。最近走ってないなーと思いつつ、あまりにも暑いので今日も走らない。

大学に着くと誰もいない。まだダラダラしていたが、哲学の論文を読んだきっかけで、もう一度自分の研究分野の定義を調べ直そうと思う。私が軸にしているのは自分の指導教員の先生が書いた2006年の論文と、そのグループの別の人が書いた2011年の論文だが、もう一度それらを読み返す。あとはBratmanの別の論文を読んでみようと思う。思っているだけでとりあえずまだ先生の論文を読んでいるところ。

昼前に昔この学部で働いていて、今はオーストラリアのメルボルンに就職した研究員のLが入ってくる。私の研究室にあるベッドは実は彼のものらしい。彼はポーランド人。覚えにくいだろうにすぐに私の名前を覚えてくれてすごいなと思う。学部の時半月だけポーランド語を習っていたので、私の拙いポーランド語を試してみたりする。

午後もまたゆっくり論文を読み、そのあとは二時間ピアノを練習する。少しずつ、少しずつではあるがベルガマスク組曲のパスピエが弾けるようになってきているような気がする。しかし夏の間に出された課題曲はあと四つある。果たしてどこまで出来るのか。

家に帰り、昨日作っていおいたパプリカの肉詰めを食べる。牛肉と思ったが味がなんか牛肉ではない気がする。なんとなく臓器の味。ご飯の後は洗濯物を畳み、早めに寝る。