イギリス滞在研究の準備・ドイツオフ会・滞在許可証更新

ここのところブログをサボりがちである。サボっている時は精神状態が悪いか日常生活が忙しいかのどちらかだが、今は日常生活が忙しい方だと思う(多分)。クロアチア旅行のことも書こうと思っていたけどすっかり一ヶ月以上経ってしまった。いつか写真だけでも載せておこうかと思う。以下八月後半のまとめ。

イギリス滞在研究の準備

九月二十七日からイギリスのダラム大学に二ヶ月半ほど滞在研究に行く予定。お金も半額もらったし(残り半額は出発当日にもらう)、航空券も滞在先も手配したのでほぼ行くことは確定している。とはいえ既に予約した航空便が一度キャンセルになってしまった。予定の経由地(パリ)だと予定日の前日か翌日しかないということで、それは困るのでひたすらKLMに連絡をし続けてなんとか同日のアムステルダム経由の便に振り替えてもらった。電話が全然繋がらず、結局WhatsAppで連絡が取れた。ネット以前だったらどうなってたんだろう…。これ以上何か起こって欲しくないが、何が起こるかは最後の最後までわからない…(行けるかもしれないが帰って来れなかったりしてとは思う。ロックダウン中にイギリスとヨーロッパの間の便が発着禁止になったことを思い出す。まぁそうなっても死ぬわけではない)。

研究内容に関して、全然乗り気じゃなかったが無理やり具体的な研究計画書を書いて先生に提出し、そのせいで罪悪感に苛まれていたが予想外に良いと言われ、ただ先延ばししていただけなのでさっさと出してしまえばよかったと思う。その内容を元に倫理審査の書類などを作り始めている。計画書の出来が良いというよりかは、これからやるのは質的研究なのでどちらかというと事前準備よりデータをとってからあれこれ考えることが多いようなので、あんまり構えすぎなくても良さそうな感じである。とりあえず目の前の課題は無事にイギリスにたどり着くことである。

ドイツオフ会

今年の夏はネットの友人によく会った。近頃どの程度ネットで知り合った人と会うのが普通なのかわからないが、少なくとも私が中学生の頃にチャットなどをやっていた頃にはネットの人に会ってはいけない(なんなら殺されるかもしれない)みたいなイメージがあったように思う。初めてオフ会に参加したのは中学生の時だが、高校に入ってからさっぱりネットの友人とも縁が切れ、こちらに留学してからまた日本の友人ができて、ここ三年ぐらいコロナ前には日本に帰った時にネットの知り合い人と遊びに行ったりした(多分累計で二十五人ぐらい会った)。

もちろん今はコロナで簡単に日本に帰れないどころか帰ったとしても人に会えないので久しくオフ会もなかったのだが、ここ一年ぐらいでヨーロッパを中心に友人が増え、コロナが落ち着いて来た頃を見計らって今住んでるオーストリアや隣国のドイツでオフ会をすることになった。ウィーンに来た人とは主にピクニックなどをし、ドイツへは当初私が個人的に複数人を尋ねる予定だったのだが、なんやかんやで人が増えて結果的に十人ぐらいの人と一緒に遊んだ。広いバーにいてひたすら喋るだけの平和な会であった。

しかし本当に長くロックダウンが続いていたので、ただ人と会って話をすることのありがたみが身に染みるというか、みんなそんな感じのことを思っている気がする。色々将来のことを考えすぎて全然人のことを大切にできなかったことがあるのだが、ただ今を見つめて大切にできる人を大切にしようと思ったのであった。

滞在許可証更新

一週間ちょっと前にオーストリアの滞在許可証の更新をしてきた。例年の「奨学金一年出る」というわかりやすい条件から、ありとあらゆる資金を組み合わせて生きていく今年は、収入の証明がどの程度認められるのかよくわからなかったので、とりあえず最善を尽くして持っていくと、とりあえず今の状態ではダメだと言われる。

まぁ今までのようにはいかないかと思いつつ、向こうがこちらに再提出を求めて来た書類の形式が、そもそも必要書類要項に載っていないような条件で、これが担当者によって求められる書類が違うというやつなのかと思ったりする(しかし定かではないが)。

幸い更新申請自体は受理され(逆にいうと収入証明の書類以外は全部通った)、しかも追加で出せと言われた書類の提出に期限がない。ちなみにオーストリアの滞在許可更新中は最終的な決定(更新の不可)が決まるまでオーストリアに合法的に滞在できるというルールがあるため、とりあえずは今急いで何かしなければすぐに追い出されるというわけでもないので、とりあえずほっとしている。

滞在許可の更新中にオーストリアを離れる際は緊急ビザがいるのだが、それも無事申請できて近日中に取りにいく予定である。発行済みのビザをとりにいくだけでも予約が必要で、しかもその予約が二週間後とかしかなかったりするので、何をするのにも時間がかかって煩わしい(コロナだからなのか、コロナじゃなくてもなんだかんだでテルミン(予約)が必要な文化な気もするが)。

ハンガリーに比べてルールが多いというか、とにかく滞在許可だったり住所の登録だったり労働許可だったり何をするにも手続きが複雑で、そのせいで文句がハンガリーにいる頃と比べて百倍ぐらいに増えた感じだが、しょうがない。書きたいことは鬼のようにあるが、とにかく今はイライラすると疲れて何もいいことがないので、とにかくイギリスで楽しい滞在研究ができることだけを妄想しておこうと思う。