九月十八日@ブダペスト

今日は朝一の授業なのでジムはやめておく。プチ鬱気味だった時はカウンセラーの先生にとりあえず身体動かせと言われて毎朝通っていたが、そこまで頑張るのもどうかなという気持ちになってきた(継続が大切)。

久しぶりに授業(言語の習得の話)。博士課程の三年生なのにまだ授業があるなんてどうかしているが、私の場合正直授業とかあったほうがある程度色んな勉強もできて研究にも還元されるので良い気がする。必須ではないが、今期からはやろうやろうと思ってやってなかったハンガリー語の授業も取ることにする。めちゃくちゃ大変らしいのでやめるかもしれないが、いよいよ来年度はウィーンに移動するかもしれないと思うと、言語を全く学ばなかったの後悔する気がする。

オフィスに帰ると人がたくさんいる。今までずっと三人で使っていたが、新しい二年生が入ってきたのとインターンの子がいるのに加えて、たまたま立ち寄った他大学のポスドクなどがいたので、部屋が久しぶりに賑やかになった。

午後は音楽ラボの件でミーティング。どうやってミュージシャン(特にピアニスト)の参加者プールを拡大するかの戦略会議と、秋から再開する音楽の輪読会の話。ラボマネージャーにもあって、今日とりあえず一旦データを撮り終わるとのこと。私がサボり続けていた間データを取ってくれた彼には感謝しても仕切れない。いくら仕事とはいえ。

コロキアムまではプレレジの続きを書き続ける。プレレジというか、もはやこれは自分のための覚書だが、色々質問項目を埋めていくのは時間がかかる。正直これは必須じゃないので指導教員から何をやってんだ先データを分析しろと言われそうな気がするが、これも私は大切な科学の営みの一部だと信じている。

データの分析が多くて、どこに何の分析をやってるのかとっちらかってるので、R Markdownで一度ドキュメントとしてまとめて一覧で結果が見れるようにしようかと思いつく。Jupyter notebookでもいいけど(Rも使えるらしい、使ったことないけど)。

コロキアムは子供が社会的階層(ヒエラルキー、ドミナンス)をどう理解してるのかという話。何だかわかったような気がしていたが、今ここでまとめをかけというと何にもできないのでまた何もわかってなかったようだ。大人と同じようには理解していないということだけ覚えている。

夜はリュブリャナ(スロヴェニアの首都)から来ているインターンの子と夜ご飯を食べにいく。もう十年以上スロヴェニアに住んでいるらしいがロシア人らしい。21歳の時に結婚して子供を育て、今34歳になって修士課程に入り始めたということ。歳も近いのもあるだろうが、昨日会ったばかりなのになぜかとてもとても息があい、めちゃくちゃプライベートなことを話続ける。

女性としての生き方みたいな話が最近面白くて、こっちに来てから色んな人と話すことが多いのだが、日本だとこういう話が何だか面倒臭がられる気がして、男性とも女性ともしない。