十月八日@ブダペスト

朝、久しぶりに朝走る。明るくなるのが遅くなったので七時ごろに家を出るがもう少し早くてもよかったかもしれない。帰ってきていつも通りご飯を食べる。滞在中の友人はまだ寝ている。

早めに学校に行き、確率の復習をする。復習が終わったので宿題に取り掛かろうとするが時間がなく、夕方にすることにする。

今日は一日中ミュージックラボで自分の実験のためのプログラミング(MAX MSP)を勉強すると決める。プログラミング言語はMAXかMatlabか迷ったが、とりあえずMAXの方が手っ取り早いし、これまでヴィジュアルプログラミング言語をやったことがなかったので、それにすることにする。昔先輩にやってもらったワークショップの資料を引っ張り出し、もう一回一つ一つ確認しながらやってみる。これを夏の間にやっておければ今どんなに楽だったかと思うが今更嘆いても仕方ない。

夕方ごろまでに、ワークショップの復習をし終える。自分のノートパソコンと電子ピアノを繋いで、ノートパソコンから弾いた音を出すことに成功。これはMAXにすでに入っている機能を使えば誰でもすぐに出せるのだが、そんな簡単なことも自分で再現するのには時間がかかる。あとはミュージックラボに無数あるどの端子がどの楽器、どのモニター、どの電源に繋がっているかなどを把握するのにも時間がかかる。

夜は大学全体の会議に学部代表で出なければならなかったので、それまで確率の宿題に取り掛かる。どう考えても私の答え違うだろうな、と思ってなんとなくマストドンで呟くと、それはポアソン分布の問題だと教えてもらう。というか前回の授業が丸々ポアソンだったのに、それを使おうとしなかったあたり、受験の頃から出題者の意図が読めていないのが丸わかりだ。

大学の会議中も宿題を考える。会議と言ってもほとんど修士の学生中心に回していく大学の運営であり、私の学部は微塵も興味がないので(なので私が代表をやってるくらい)、とりあえず流れだけ把握しておく。今日は各委員会のメンバーを決めるようだったが、今日来れてない人の中で立候補したい人がいるとか考えたいとか云々でオンラインでの投票&決議になった。申し訳ないけど、私は委員会などする余裕がない。

昨年も同じ代表をしたが、昨年はその場で全部決めてしまい、年度によって人も変わるしやり方も全然違うなぁと思う。若干蓄積すべきことが蓄積されてない気もするが。

夜家に帰って確率の続きをするがわからなくなってマストドンに書き込むとさらに他人を巻き込みまくってわからなくなり、自己嫌悪に陥る。確率の根幹みたいなのを全然わかっていなくて、本当に大丈夫なのかとかなり自分の能力を心配し始める。別にポアソン分布のことをわかっていなくてもレシピに沿った統計処理はできるかも知れないが、基本中の基本さえ説明されても理解できていないのが恐ろしい。

考えすぎて寝た方がいいということだったのでそのまま寝る。友人は明日モンテネグロにいくためにパッキングを済ませ、母親や姉妹と電話などをしていた。