五月九日@ブダペスト

朝は三マイルのジョギング。少し早く走れるようになり、また途中足が止まることも少なくなった。やっぱりやると自分の体は変わるもんだなぁと当たり前だが、改めて気づく。

今日は朝から指導教員とミーティング。いよいよ計画書の提出が来週の金曜日に迫り、本当は今日全部の下書きを先生に見せてコメントをもらいたがったが、間に合わなかった。なぜか日本の大学にいた時は先生とのミーティングで良いものが発表できないと、「怒られる」みたいな感情があったが今は不思議とない。代わりに、単純に自分の甘さを露呈するのが辛く、情けなくなる。素直に話すと先生はまだ一週間以上あるから大丈夫よ、書くことがたくさんあるから大変よねと励ましてくれる。

そのあとはラボミーティング。今のところミーティングにはただ座っているだけで一度も発言したことはないが、これもジョギングなどと同じで、試さない限り質問もうまくならないよな、とこれも当たり前だが改めて気づく。今日も一言も喋れなかったが、どんどんチャレンジしたいなぁと思う。その身構えを持っているだけでも、傍観しているよりはマシだ。

午後はひたすら無心に書き始める。とにかく大幅に文字数を削らないといけないので、比較的関係ないところをどんどん消すか省略する。あんなにたくさん読んだのに、書かないという選択肢は辛い(まさに痛みを伴うpainfulという表現がぴったり)。先輩も言っていたがだいたい100読んだら5ぐらいしか使えるものはないと言っていた。効率の良い研究は難しい。

コロキアムトークは新しいポータブルEEG(脳波を測る機械)の話。面白かった。そのあとはピアノの練習を一時間半。

夜は疲れ果ててしまい、少し横になったらそのまま寝てしまった。