九月二十五日@ブダペスト

今日は発表だが直前まで用意ができてなかったので早起き。授業で先生が最初に色々背景など喋ったあとに発表するが、適当に答えて論文と違う事を言ったようで恥をかいたし先生にも申し訳ない状況になった。その時は論文を真面目に読んでちゃんと用意しなかった事を後悔したが、今から考えると言語学のある概念をよくわかっていなかった事に気づく。

恥による後悔というのは昔はたくさんしたのだが、なんだか年のせいか最近してもその日ぐらいで引きずることは減った。まぁこういうこともあるよねというような気持ちで次回から気をつけようという具合である。精神的にはいいのだが、しかしながら心の底から湧き上がるような向上心というものがなくなってきている気がする(精神的に悪いままでそもそもそのような向上心が生まれていたかというとそれはそれで疑問だが)。

午後、ようやくやる気になってR Notebookを使って分析を書き直し始める。これはほぼもう自分のためであるのだが、やはりR Notebookは普通のR Markdownの書類と違ってデータとの扱いがやりやすい。書き方は基本的にR Markdownなので一緒なのだが、コードをチャンクごとに処理できるので、色々試したりしながらドキュメントを作れる。R Markdownだと書類化する際に一旦全部のコードを回すので、時間がかかるし面倒である。

色々試行錯誤してると、やはりデータの視覚化のことが気になってきて、この図の描き方が一番なのだろうかと考え始める。そういえば一回生の時に見つけて、ただ眺めて「あ〜かっこいいな」とだけ思っていたページを思い出す。

あんまり凝りすぎてもドツボにはまりそうだったが、ある程度どういう図があるのかという事は知っておいて損はない。という事で棒グラフばっかり使っていたが、他の方がもうちょっと情報量があってわかりやすいのではという気がしてきた(いらない情報を載せすぎるとそれはそれで見にくいけど)。

夕方のコロキアムはまさにテーマが自分と研究と近くて面白かった。が、コーディングで疲れていたのとデータの視覚化のことが気になりすぎてあまり集中できなかった。あとで論文などを追ってみようと思う。隣に座った同期(産休で一年お休みしてた)が私に話しかけてきて、「痩せたよね?一年ぶりに戻ってきて出てきた感想がそれなんだけど、私だけなのかなそう思うの」と言われる。お世辞なのか単なる観察なのかよくわからないが、見た目も痩せてきたのは嬉しい。

夜はSNSで知り合った人がブダペストに引っ越ししてきたのでインド料理を食べに行く。まさかネットの人が同じ居住地帯に来るとは、予想にもしない事が起きるのだなぁと思う。ブダペストでの生活ももう一年ないかもしれないので、出来るだけいろんなお店には行ってみたい。