五月二十一日・二十二日＠ブダペスト

五月二十一日

朝起きて三マイル走る。今日はペンテコストというキリスト教の祝祭の日のため町はお休み。しかしながら走っていると昨日閉まっていたお店が開いていて、いちごを売っていた。後ほど戻って買うと決心する。

家に帰って朝ごはんを食べ、シャワーを入って着替えていちごを買いに行く。そのお店、近くで見てみるとあんまり美味しそうないちごに見えなかったが、とりあえず試しに10個ぐらい買ってみる（100円）。他にも売っている場所を発見したので、そこでも買う。こっちのほうがおいしそうである。

一旦家に戻り、発表のための資料作りを始めようとしつつもマストドンに没頭しあっという間にお昼になる。梨木香歩の『海うそ』をぱらぱらめくるも、集中できず。金曜日に無事計画書を提出できたご褒美として、お気に入りのCafe Csiga（カフェかたつむり）に行き、ジューシーチキンハンバーガーを頼む。フライドポテトがじゃがいも3つ分ぐらいあるんじゃないかというぐらい大量についてきたが完食した。

CsigaではWiFiが使えるので、スライド作りを始める。スライドを作る前にスライドを作る心構えやコツのウェブサイトなどを見ているとあっという間に時間が過ぎるが肝心のスライドは完成しておらず。

家に帰るがお腹がいっぱいすぎて夜ご飯をスキップする。お腹がいっぱいすぎて五時から三時間ほど寝てしまう。起きたら、翌朝指導教員とスカイプミーティングでスライドを見せる予定にしていたので、急いで作るが途中で中断して寝る。

五月二十二日

早朝に起きるつもりが結局六時ぐらいになり、ジョギングは断念してスライド作りをする。九時半からのスカイプミーティングだが、ぎりぎり八時半ぐらいに先生に送りつけると、「ちょうどメール送るとだった」と返信が来る。

仮のスライドとはいえ完成度が低かったので、おおまかなアドバイスだけいただいて30分くらいでミーティング終了。スライドの大まかなイメージは沸いていたので、ひたすら黙々とスライドや図を作り続ける。夜の七時ごろに一旦中断してピアノの練習をする。

ピアノは所詮趣味なので自分のペースでぼちぼち進めればいいのだが、練習曲二冊、普通の曲を三曲やっているので、毎日どれもちょっとずつしか出来ない。特に、クロマティックスケールというリストの練習曲でよく使われる難しい指の動きをただただ練習しているだけでほとんど時間が過ぎる。

オフィスに帰るともう誰もいない。ひたすらもくもくスライドを作り続ける。九時ごろ、授業の部屋に行ってプロジェクターを使い、模擬練習をしてみる。もちろんいきなり喋れるわけもなく、明日の発表練習が不安になるが帰宅。

家に帰って明日のお弁当を用意し、シャワーを浴びる。発表資料が作り終わってないが、頭が限界なので一旦寝る。