私のジム哲学
新しいマシーンと出会ったときの気分は、
新しいおもちゃを手に入れた子どもと似ている
ジムは大人のテーマパーク
私は一ヶ所でじっと動かず、黙っているのが苦手
だから「瞑想」はしない
でも、「余計なことを考えず、今に集中すること」が瞑想だとしたら、
ジムで運動しているときの私はまさにそれができている
以前は脚が細くなりたいと思っていた
でも、今はレッグプレス100kgグイグイできる脚になりたい
強さは美しさ
マシーンを使った後、丁寧に拭く男性は素敵
きっと女性の扱いも丁寧なんだろうなと思う
今まで行った国のジムで、一番印象的だったのはブラジル
おじいさん、おばあさんがたくさんいた
杖をついている人もいた
スタッフの助けなしでは階段を下りられない人もいた
それでも、自分ができることに励んでいた
彼らを見て、絶対に弱音は吐かないと決めた
ジムで役立つのは数学と物理
ポンドからキロへの変換
このマシーンはどこの筋肉に効くのか
このパーツをどちらに動かせば、自分の手や脚の長さに合うのか
常に考えている
もし自分が文系出身だったら、どんなことを思っていたのだろう?
ペルーのリマから、アマゾンの街イキトスへ向かう飛行機で
隣に座った青年は筋肉美を競う大会のチャンピオンだった
私がまず尋ねたことは
「1日にいくつたまごを食べますか?」
青年は白身8つ分、黄身は2つ分
私は白身4つ分、黄身は1つ分
新しいことを始めることは、新しい視点を手に入れること
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