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怒りたいからそう仕向けてみた

ただ体験して、感情を味わう。
生きるってそれだけのことではないだろうか。
輪廻転成を信じてるけど、魂の成長のために生まれ変わるとかではないと思う。
何がどうなったら成長なん?って感じやし、ただ色んな体験して色んな感情を味わうためと思う方がしっくりくる。

ついさっき、穏やかな心から急変、心が荒れる出来事があった。

自分の部屋から出て台所へ行くと、水たまりが。踏んでしまった。
また父が漏らしたかと思い、ティッシュで軽く拭き、匂いをかいでみるが、なにもしなかった。この夏コロナにかかってから嗅覚異常になり、まだトイレの匂いとか完全に戻ってない。

そこから父の部屋までの廊下にまあまあな量の水がこぼれていた。

父の部屋に行き、なんかこぼしてない?と聞くと、これやなとすぐさま酢の物の入った器を見せてくる。いったん納得しかけたけど、あんな大量の液体入ってないし!そのまま伝えると、煮物の器をもって、これやなと。いや、それも絶対ちゃうし!

お尻濡れてるでと、漏らしてることに気づいてない父に、濡れたズボンを見て、漏らしてることをしょっちゅう指摘する私。
父が言われたくないことはわかってる。私だって言いたくないけど、やっぱり服を履き替えて欲しいし、どうしても言ってしまう。

今回も、どうか漏らしてるんじゃなく、なにか別のものでありますようにと思いながらも、父のズボンが濡れてないか探る私。でも、座ってるからよくわからず。漏らしてないか疑われてるのを嫌がってるやろうし、父にそのことは言わずになんとかどんな状態を探ろうとする。父の座ってる足元を見ると、畳に大きく濡れた跡が。あーこれはやっぱり漏らしとんな。

隠したい気持ちはわかるけど、でも、やっぱ無理。
このやりとりの間に父がとった態度に私は超ムカついて、おむつ(実際は紙パンツ)ちゃんと変えてよ!と怒鳴る。

父はトイレに行けるけど紙パンツとパッドをしている。
寝ている間に漏らしたり、トイレに行く時に間に合わずだったりするから。
でも、年を取り、思うように体を動かせないので、紙パンツを替えるのも一苦労な様子。替えるのが面倒みたいで、結局漏らしてから替えるという意味のなさ。

それで、結局わたしの仕事が増えるから、それが嫌で何度も紙パンツを早めに替えるようお願いしている。

怒鳴って父の部屋から出て、廊下を拭く。今朝掃除したとこやのにと思いながら、何度も何度も拭く。めちゃくちゃ怒ってる。怒りながら、でも、その奥の方に喜んでるような自分を見つけた。あ、これあれや。怒りたかったやつや。雑巾を風呂場で洗いながら、気づいた。雑巾をゆすぎながら気持ちが段々と落ち着いてくるのがわかった。

父のご飯作りは長野の旅行から帰ってきた10/20を機にいまだ半ボイコット状態で、以前のようにちゃんと作らなくなった。それでも父は特に何も言わず、あるものだけ食べて過ごしている。

それが昨日野菜が悪くならないうちにと思い、作る気そんなないのに作ってしまい出したのがさっきのおかず。父がお漏らしをおかずの汁のせいにするならもうやっぱりご飯作らへん!父が私を怒らせることで、父のご飯作らへん正当化したい自分がいてたみたい。

やっぱり作るのやーめた。


めちゃくちゃ怒ってるのに、その奥で喜んでる自分を感じたとき、この時のことを思いだした。↓

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