米の保存に、こだわりたい
「じゃあここに置いとく」
おもむろに置かれたのは
サーキュレーターの上だ。
何が置かれたか?
開けてみよう。
お米だ。
理科系夫は米を分包して、保存している。
結露せずに保存することで、おいしいご飯が食べられるからだ。
なぜサーキュレーターの上に米をのせるか。
実は、このお米は分包した残りで、
冷蔵庫に保存されていた。
ひえひえの冷たいお米だったのだ。
ーーー
あつこは、生米を大さじ1杯半必要としていた。
ホットクックで新しい料理に挑戦していたからだ。
ホットクックはいわゆる電子圧力鍋だ。
(正確に言うと、調理中にも蓋が開けられるので、圧力鍋とはちょっと違う)
このレシピを作ってみたかった
そこで
お米の管理担当責任者である理科系夫に、
「お米を大さじ1杯半欲しい」といったところ
冒頭のような状態になった。
ーーー
理科系夫は冷蔵庫に保存されていたお米の残りを持ってきて、こういった。
「このまま出して
すぐしまわれると、お米が結露してしまう。
米の表面で空気中の水蒸気が急に冷やされて液体の水になるから」
「だから、室温に戻す」
ちょうどそばにサーキュレーターが回っていた。
理科系夫は
サーキュレーターの上に、お米の袋を乗せると
「この状態だと
比較的早く室温に戻るから
それから、お米を取り出して」
指示されたのだ。。
ーーー
仕方ない。
おとなしく、お米が室温に戻るまで待つ。
5分くらいで室温に戻った。
お米を大さじ1杯半取り出した。
残りの米は結露せず、また冷蔵庫にしまわれていった。。。
ーーー
ホットクックに材料を入れる。
まず、生米はそのまま入ったミートボール。
即席トマトソースの中に入れる。
(トマト水煮缶、トマトケチャップ、コンソメ、おろしニンニク、オリーブオイル、塩胡椒)
「あと1分です」
「あと10秒です」
ホットクックがしゃべっている。
「出来上がりです。追加の加熱ができますよ」
そして、このような感じになりました。
ーーー
さて、お夕飯。
「感謝を込めていただきます」
うーん。
なんだか手作り感があふれてる。
もう少しパン粉が少ないほうがよかったかな?
理科系夫「まぁまぁいいんじゃない。
やっぱりお米が良いからだね」
やはりそこなのね。
米の保存にはこだわる。
うーん。
しかし、生米を入れる意味がよくわからない。
生米は普通にご飯になってミートボールの中に入っていた。
ご飯をつなぎに使ったということだろうか?
電子レンジとホットクックしかない。
けつこう、このパターン気に入っている。
暑くて、台所に立つ気がしないので。
会社を辞めてもうすぐ4年の理科系夫。
電子レンジ調理の腕は上がっている。
2人の夕食は
大相撲を見ながら過ぎていく。
ミートボールのレシピは、ちょっと工夫の余地がありそうだ。
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