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神宮球場の大学1年生たち

おととい(5/28 日曜日)知り合いに誘われて、神宮球場に行ってきました。

大学野球の応援です。

ようやく声を出して応援ができるようになったのですね。

神宮球場の入り口には
「歓声って超うれしい。」

笑顔のポスターが。
実感のこもるキャッチフレーズです。
ーーー

あつこたちは、外野席に。

両チームともよく見える良い席でした。
コンビニで買ってきたおにぎりを食べながら、試合開始を待ちました。

ナチュラルローソンのおにぎり
1000円でした。お手頃価格
昔はもっと安かったらしいです

おりからの良い天気。 
日光がジリジリと照り付けて、
あつこはフライパンの上の目玉焼きになった気分。

サングラス
つばの広い帽子
ユニクロのフード付きUVカット上着をきて完全防備です。
ぱっと見た目は不審者。

いいの、日に焼けたら戻らないですって。
ところが盲点がありました。足です。
パンツと靴下の間のすきま。
真っ赤になってしまいました。
日焼け止めクリームを持ってくるべきだった。

うわ、見ないで

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歓声とともに、プレイボール。
試合のほうは盛り上がって進みました。
応援席では応援指導部が活躍しています。
得点すると、その度に肩を組んで歌を歌い大騒ぎ。

天気も暑いし、試合も熱い



大学野球ならではの応援が楽しく
いくつかは覚えてしまいました。

〇〇(相手の大学名) 倒せ
〇〇倒せ
〇〇倒せ〜!

かっ飛ばすぞ!
かっ飛ばすぞ!
勝つぞ、勝つぞ、△△(味方の大学名)

メガホンを振り回しながら。 

振り回し方も
いくつものパターンがあって、

いくつも歌があって
なかなか難しいのです。

声をからして応援していました。
応援席全体が1つの生き物のように動いています。

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試合が始まる前のこと。

球場の前に、大学のいろいろなサークルの学生たちが集まっていました。

サークルごとに、先輩が新人を連れて行くのです。
そして、自分の大学の応援をするのです。

この応援を通して、サークルの中の関わり方や、大学生になったという感覚を学んでいく。

10年ほど前、はるちゃん(あつこの長女)も、サークルの先輩に連れられて応援に行ったのでした。

「なんだか大学っていう感じがしたよ。疲れたけど面白かった」

応援から帰ってきたはるちゃんのそんな言葉を覚えています。
ーーー

実は、これってコロナ禍で
この3年間、ほとんどできていなかったことでした。

知人のお嬢さんも、ウェブの講義ばかりで、サークル活動はおろか、友人すらもなかなかできなかったと聞きました。

サークル活動がない大学生活。
一年生から、友達のできない学生生活。

もちろん、勉強も大事ですが、サークル活動でいろいろな無茶をしたり、人との関わり方を覚えていくのも大事なことです。
そんな当たり前の学生生活がこの3年間消えていたのです。

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試合のほうは盛り上がって終わり、球場を出ようとしたところ。

球場の出口のそばでサークルごとに集まっている学生たちの姿がありました。
これから飲み会に行くのでしょう。
(もちろん、友人たちで来ている学生たちもたくさんいました。
彼らもこれからどこかに行くようでした)

当たり前の学生生活をぜひ楽しんでほしい。

3年前と全く同じじゃないけれど、少しずつ取り戻していってほしい。

山あり谷あり。
勉強もして、
友達も作って、
アルバイトもして、
心破れたり、
嬉しかったり、
恋をしたり、
泣いたり
笑ったり。

そうやって
大きくなっていくものだから。

(もちろん、大学野球はきっかけのひとつにすぎません。その人それぞれのいろいろな大学生活との出会いがあるでしょう。
当たり前の大学生活を、日本全国の大学1年生が始められますように)

先輩に連れられた
フレッシュな大学1年生たちの姿に。

「頑張れ!そして楽しんで」

心の中で、そおっとエールを送ったのでした。

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