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トイレットペーパーの三角折り

先ほど入ったトイレ。
ペーパーが三角におられていました。
清掃担当のおばさんがお掃除をしてくれたあとは、いつもこのように折られています。

ペーパーも引き出しやすく。
気持ちよくトイレが使えました。

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先日、会社の同僚が

「トイレに入ったら、掃除の直後でもないのにペーパーが三角に折られていたの。
なんだか嫌な気がしちゃった。
余計なことしないで欲しい」
と言っていたのです。

このコロナ禍を経て。
いろいろと感覚が変わってきました。

このペーパーの三角折りもそう。
三角折りをするのは用を足した後だから。
その手で折るのは…、というわけです。

ーーー

その話を聞いて、昔のことを思い出しました。

あつこが勤めていた会社の先輩。
「トイレを出るときには、いつも三角折りにする。
後に使う人が気持ちよく使えるように」

気配り上手で、周りの人をいつも気持ちよくさせる先輩でした。
トイレでもその気配りを発揮していたのです。
でも今、同じことをすると嫌われてしまうんですね。

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でもちょっと待って。

トイレットペーパーだけではなくて

ドアノブも

鍵も

全部、用を足した後の手で触っています。

結局はちゃんと手を洗えば
済むこと。

トイレットペーパーの三角折りだけに
目くじらを立てる必要は無いのでは?

ーーー

トイレでは
ほかにも気を使うところがありそうです。

●ウォシュレットを使った後の水が便座に跳ねていないか
(ウォシュレットの水が便座に跳ねていて、気づかずに座ってしまい、下着が濡れてしまったことがあったのです)

●トイレットペーパーを引き出すときに、細かいちぎれたカケラを下にばらまいていないか
(トイレに入った途端、床にたくさんの小さなペーパーが落ちていて、嫌な気分になった)

●ちょっと汚してしまったときには、トイレットペーパーで簡単に掃除をしておく
(これこそ次の人が気持ちよく使える)

●トイレットペーパーが切れてしまったときには、新しいペーパーをセットしておく
(ちょっと時間がかかりますが、最近はワンタッチでセットできるものも増えてきました)


みんなの使うものは、気持ちよく使いたい。
ギスギスした感じもある
今の時代だからこそ。


小さな思いやりと
ちょっとした行動で
優しさをつなげていきたい。

トイレットペーパーの三角折りを眺めながら
そう思ったのでした。


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