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宇都宮のライトライン(LRT)に乗ってきた

今日は会社を休んだ。
婦人科に検診結果を聞きに行くため。

特に問題がなく、家への帰り道、
そして、見上げる空が真っ青。

どこかに行きたい!

そして、頭にふと浮かんだのが、宇都宮に開業したばかりのライトレール。
テレビで見かけただけだが、ぜひ乗ってみたい。

弱虫で行動力もないのだが、30分ほど家でぼーっとした後、突然むくりと起き上がって、JRの駅へ。

一路、宇都宮を目指した。

ーーー

宇都宮は思い出のある街だ。
亡き父の故郷であり、
そして、なっちゃんが、新人として配属された街だ。

なっちゃんが宇都宮に配属されたときには、ずいぶん心配した。
女の子の初めての一人暮らしだったから。
男子には男子寮があったが、女子はそういうものがなく、借り上げ社宅だった。
つまり、管理人さんはいなかった。
(普通のマンションの家賃を会社が補助してくれる)

近くに不審者が出没したなんていう情報があったときには。。。。
東京に戻ってきてくれたときには、ほっとした
(もちろん本人には言っていない)

ーーー

宇都宮に到着。ちょうどお昼の時間帯だった。

駅構内の表示がわかりやすく、すぐに見つかる。

中央に書いてあるライトライン

乗り場に到着。
だいたい10分から15分に1本ぐらいの割合で動いている

8月に開業したばかりだ。
私のように観光客らしき人も結構いる。

実は、このライトレールの終点は、工業団地で、観光的要素がない。
それでも平日の昼間に座席がだいたい埋まるほどの乗客が。
開業して間もないからだろう

と、乗り場に電車が入ってきた。

ピカピカ。黄色なのでとても目立つ。


乗客を下ろし、数分の点検の後、すぐに出発。
3両編成だ。平日12時過ぎでほぼ満席

面白いのは乗り方だ。
Suica(電子マネー)があればとても簡単。どの扉からも乗車できる。
しかも、タッチは右側でも左側でもできる。

このようなタッチをできるところが扉の両側にある
乗るときには下側の黄緑をタッチする
降りるときには上側の黄色をタッチ

乗るときと降りる時でタッチをする場所が違う。
乗るときには下側の黄緑
降りるときには上側の黄色

乗務員は運転士の1人だけだ。
現金でも乗ることができる。
その場合には1両目の運転士がいるところに行って
両替をしてぴったりとした金額を払わなくてはいけない。

アナウンスでも、現金の払い方について何度も説明していたから
まだまだ現金信仰は根強いのかもしれない。

さて、走り出す。

スムーズだ。ほとんど揺れない。
椅子の坐り心地も良い。
専用の線路が引かれており、同じ場所を自動車が走ることは無い。

そして地面が近い。

そこが線路

窓が大きいので、日が照ると暑い。
私と反対側の座席の人は日よけを完全におろして全く外の風景が見えなくなっていた。
きっと地元の人に違いない。

風景はよく
自動車と並走して走っているのが面白い。

鬼怒川の上を超える場面の風景が良かった。遠くの山まで見渡せた。

1度だけ、信号待ちをした。


そして終点は工業団地。
観光客にとっては完全に無縁な世界。
そのまま駅に向かってとんぼ返りするしかない。

ここに、ちょっと雰囲気の良い喫茶店とか作ったら絶対儲かるのに。
残念。

乗車料金は始発の宇都宮駅から終点の工業団地までで400円。
時間は40分ほど。
一日乗車券とかあれば良いのになぁ。
いちいちお金がかかるので、面白そうな停留所で下車できない。

ググったところ、11月ぐらいに一日乗車券を発売する予定があるらしい。

ーーー
私もすぐ駅に戻ろうとしたが
お手洗いに行きたくなってしまった。
ところが工業団地だからお手洗いは無い。

仕方がなく我慢して、
宇都宮駅方面に戻る。
途中にあるショッピングモールで下車。
どうにか間に合った。

帰りのライトレールも半分以上席が埋まっていた。たいしたものだ。

ーーーーー

このライトレールは、工業団地に向かうルートで、中心地の東武宇都宮駅や二荒山神社の方面には通じていない。

栄えている方向にこのライトレールができたら大変な活性化になるだろう。

道路の上を電車が占有してしまうのでなかなか工事が難しい。

このライトレールも開業するまでかなり大変だったと聞いた。

乗り心地はいいし、スタイリッシュで写真を撮っていても楽しい。

一日乗車券が発売されたらまた来てみたい。
名物の餃子を食べ損ねたので、次回は必ず餃子を食べる。そう決めた。

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