見出し画像

【指揮者はオカピ】ちっちゃい子だって楽しくクラシックー動物たちの演奏でパパママばぁばものびのび

動物たちが楽器を演奏する、
その名もズーラシアンブラス。
世界初の「親子で楽しめるオーケストラ」。
所沢ミューズホールまで初めて演奏を聴きに行ってきました。

え?動物たち?と思ったあなた。
こちらの動画をご覧ください
(短いです。さっと見られます)。

クラシックに子供の音楽が見事に融合しています。
娘のはるちゃんが、動画サイトで偶然見つけて気に入り
直接に聴きに出かけました。

驚いたのは子供の多さ。
ベビーカー置き場があるんです。コンサートホールなのに。
あつこと、むすめのはるちゃんと孫のたっくん(3歳)。
3世代でコンサートを楽しみました。

コンサートなんていけない。子供がいると肩身が狭い

そうですよねえ。
しかし!!!!!!
このコンサートでは子供がいても全然肩身が狭くない。
それどころかほかの子供が泣いていても
まったくイライラしない・・。
演奏の間、泣いている子は何人もいましたが。

サキソフォックス、四つ子のきつねたち

のびのびと動物たちの演奏が楽しめる。

しかもうまい。
音が伸びがあって広がりがある。
マスクをかぶってあそこまでできるのは
かなりの腕前の持ち主と見ました。

子供を飽きさせない工夫がある

・客席が暗くなりません。
暗いと子供って泣いちゃうでしょ。
それがない。少しだけ照明を落とす程度。
(過去の動画を見ると暗い時もある)

・動物たちがとてもフレンドリー
手を振ったり、踊ったりしてくれます。最初から。
パントマイムみたいなお笑いも。

・衣装も楽しい
今回はテーマが「カーニバル」
動物たちがキラキラの衣装を着て
舞台から手を振ってくれます。

すっかり、たっくんはくぎ付け。
途中、ママ抱っこだったり
ばあば抱っこだったりしましたが。

・笑っても、話しても平気
みんな子供連れだから、お互い様です。
こどもたちが「ハープもある」などと感想を言っているのが聞こえました。
不思議なことに
制限がないとかえってマナーが良いのですよ。
「おかあさんといっしょ」の公開録音のざわざわとは違います。
みんなで楽しく聞こうっていう共通の目的が成立しているんですね。

前列のおばあさんが
孫と一緒にサイリウムを振っているのもよかったなあ(しみじみ)。
音楽で世代を超えた共感がありました。

・演奏だけじゃないお楽しみタイムあり

途中、なんと写真を撮って良い時間がありました。
メンバーが紹介され決めポーズをしてくれます。,

みんな夢中でシャッター切ってます。

しろやぎさんとくろやぎさん。決めポーズ。マントがカッコいい。
赤と青がド派手なコントラバスのうさぎさん。かぶりものの上にキラキラメガネまでしていて。しかも演奏上手。

公演時間は2時間だったのですが(午後3時から5時)
休憩時間も20分ありましたし。
え、もう終わり?と短く思えるほどでした。

トラさんなんて、ピンクの大きな羽を背中につけてリオのカーニバルやっちゃうんです。
ノリノリの踊りにあつこも踊りそうに…(手だけで我慢した)
キラキラの衣装もすてきでした。
そのままの衣装で演奏もできちゃうトラさん。

行ってきたコンサートのチラシ

渋谷のオーチャードホールや、
サントリーホールでも公演があります。

「音楽の絵本になろう」

もともと「よこはま動物園ズーラシア」で子供向けで演奏をしていました。 だからズーラシアンブラス。

ライオン君のトランペットもパーン!と音が響いてかっこよかった

創業者の大塚さんは
「コンサートはどれも『未就学児お断り』。文学には絵本という入り口があるが、クラシック音楽にはそうしたものが見当たらない。
ならば『音楽の絵本になろう』」(下のリンクの日本経済新聞記事より)
と始めたそうです。

子供連れでコンサートを聞きに行く。
暗い空間で黙って座っている・・・・・
もうそれだけで大変なプレッシャーだったのだと。
改めてよくわかりました。


小さい子を連れたママは我慢ばかりが続きます。
公共の場では謝ってばかり、
かつての私もそうでした。

しばりのない、子供と一緒にのびのび聞ける美しい音楽。
こんなに晴れ晴れするコンサートは久しぶりでした。

また聴きに行きたい・・・大人も楽しめる演奏内容でした。

音楽の絵本を「目で」「耳で」感じてみませんか。
若いお母さんの心の栄養にもお勧めです。

サイトはこちらです。このnoteの写真の一部はこちらのサイトからお借りしました。

日本経済新聞の記事はこちら

#日経COMEMO  #NIKKEI

この記事が参加している募集

舞台感想

投稿数が1500を超えているため「あつこのnoteの歩き方」を説明しています。 https://note.com/atsuko_writer55/n/n30e37e8ac4dc マガジンをフォローして、もっとあつこのnoteを楽しんでくださいね。 noteのお友達、大好きです!