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あつこの断捨離日記(その1) あと3週間

強制的に断捨離をする羽目になった。

我が家は来月(7月)中旬からリフォームをする。
前々からやりたくてたまらなかったキッチンとリビングとトイレを改装する。
この家に住み始めてから結構な月日が経っている。不便なところも多くなってきた。
今、やらずしていつやるか。
ハウスメーカーに相談したのは、今年(2014年)の2月だった。

ーーー

キッチンもリビングも改装する間、家具の置き場所がない。
お皿は?タンスは?
クローゼットという名の押し入れに入った数々の品物たち。
2階に持ってくることになるのだが、それも大変だ。
(2階はトイレのみリフォームする)

階段の上り下りも負担である。

ーーー
あつこは整理整頓が下手である。
世の中には整理が上手な人とそうじゃない人がいる。

あつこは間違いなく後者だ。
洋服もタンスに適当に放り込んであるだけ。
しかも捨てられないと来ている。

部屋の床は見えない状態だ。
(あぁ言ってしまった)

ーーー
つまり、1階のものも2階のものも、強制的に減らさなくてはいけない。 

ハウスメーカーからは「倉庫借りますか」と聞かれたが。
そんなものを借りたら、いくらかかるかわからない。
そうでなくてもけっこうお金かかるのに。

63歳にして、強制的断捨離の始まりである。

ーーー

7月20日には、リフォームが始まってしまう。
ううあう。

はるちゃん「今から断捨離が始まるまで、どんな感じだったかノートにしたら?
こんなママでも、断捨離できたってわかれば。
きっと全国の人たちに安心感を与えるよ(どういう意味だ)」

いや?それってありか?
強制的に断捨離する動機付けができるか?

この3週間ぐらいまでの間
●あつこがいったい何をどのように捨てていったか。

●やっぱりこれは捨てられなかったものがあったか?

できる範囲でノートに書いていきたい。
それで、はじまりはじまり。

ーーー

こたつ布団2枚


まずは2階の押入れの上に入っていたもの。

こたつ布団2枚である。

あつこはこたつが大好きだ。
大きめのこたつにふくふくしたこたつ布団をかけてそこに虫のようにも潜り込む。
あったかい。幸せだ。どんなに外が寒くてもこの暖かさに包まれてうとうとするこの瞬間を愛してる。

大型のこたつぶとんが、我が家には2枚ある。
1階にも2階にもこたつがあったためだ。
大きめで、暖かさが保持される高めの布団を購入した。

2階のこたつが壊れた。
ここでこたつぶとん1枚が使うあてがなくなったが、捨てられなくて残しておいた。だって綺麗なのよ。
こたつカバーと、テーブルの間にバスタオルを挟んでおいたので、ほとんどシミもないの。

ところが去年の冬に1階のこたつぶとんにつまずいて転んだ。アザになった。
暖かいがかさばる布団。
コタツの周りにたくさんはみ出ていて、足をとられてしまったのだ。

うーん。
あつこはカタログハウスで省スペース型のこたつ布団を買った。
薄くてはみ出さない。
暖かいとの歌い文句だった。

正直言って、暖かさは今までのふとんの勝ちだった。
なんとなく寒くて毛布を1枚、余計に挟んだくらいだ。
でも、薄さは圧倒的に新しいものの価値だった。
コタツの周りもスッキリして、転ぶ危険性も少なくなった。

じゃあ捨てればいいじゃない。
そう思うでしょう。
だけど高かったの。
綺麗だったの。
。。。。。。

色違いで、片方は緑色の葉っぱ柄
もう一つは落ち着いた茶色系葉っぱ柄

理科系夫が緑の紐を持ち出している。

理科系夫「これ捨てていいでしょ?」
気を遣って聞いてくれている。

あつこ「うーん。うーん。」

理科系夫「捨てるからね」

あつこ、押し切られる。
いや、わかってるんですけどね。

かさばるこたつぶとんは、紐で縛らないと捨てられない。
あつこの力ではこんなにきれいに結べない。
悔しいことに。
こたつぶとんは、燃えるゴミとして捨てる。
バイバイ。ありがとう。
ーーー

カーペット3枚

押し入れの1番上に入っていたもの。
カーペット3枚、名付けてA、B、C。
フローリングの上に敷いていた。
カーペットよりも柔らかめだが、ここではカーペットと呼んでおく。

上がC(綿と麻素材)
下がA(裏返しになっている)
この奥にBが置いてあって、写真に映らなかった


A は1階で冬の間使っていた。厚みがあり、ふわふわ柔らか。落ち着いた薄い茶色。
Bは2階で冬の間使っていた。色は明るいブルー。新しいものを買ったので押し入れにしまい込んでいた。
Cは、夏用。綿麻素材で、肌触りが良い。洗濯機で洗ったら表面が1部破れている。(テキトウに洗濯したもので)

正直なところ、AもBもどこも悪いところはない。しかもふわふわだ(こう書いていて、ふわふわ好きなのだ、と自覚した。)
特に汚れてもいない。
はるちゃんとなっちゃん(長女と次女)に使わないか聞いてみたが「いらない」と冷たい返事が。

あつこ「車で外に行くときに、こういうのがあったら便利じゃない?」

なっちゃん「ママ、それはこじつけ。こんなの外で使わないよ。」

あつこ「この夏用だったら、薄くて使いやすいと思うけど」

はるちゃん「押し付けるのやめて」

こうして、カーペットたちは、行く先をなくした。かさばるので、紐で縛るのも一苦労だ。

あつこ(小さな声で)「捨てていい…です」

理科系夫「1度にたくさん出したら迷惑かもしれないね。
これも燃えるゴミだから、こたつぶとんと合わせて、収集日に1個ずつ出していくよ」

あつこ「はい…、」

理科系夫「なんか元気ないね」

それはそうだ。
だってこのカーペットたち悪いところないもん。
もし縁があれば、どこかで立派に活躍できるはずだ。

でも、メルカリに出すのは、大変だし。(本とか小さいものなら、まだしも)
地元で交換できるアプリもあると聞いているが、正直なところそれを始める気力が今ない。

何よりもあと3週間ですから。
そこに至るまで、2月から計画してたんだから、コツコツやればよかったのだが。
お尻に火がつかないとできないのが、あつこなのだ。
ーーー

片付けるものが多すぎる。
まず大きいものから片付けないとどうにもならない…てわかってるんだけどね。

今回の成果は
●こたつぶとん2枚
●カーペット3枚

でした。


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