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お金も気も重い、自治会費の集金

地元自治会の班長になった。もちろん回り持ちだ。一番大事な任務は自治会費の集金である。気が重い。

理由は2つある
1、現金の取り扱いが面倒なこと
2、世間話をしなくてはいけない間の悪さ。


まず現金。わたしはほとんど現金を使わない生活を送っている。Apple WatchのIDか、Suica、もしくはクレジットカードで買物を済ませている。

しかし自治会費は現金を集めて回る。1000円とか2000円とかキリが良い単位ではない。
集めるのは3760円。半端なお金になっているのは、赤い羽根の募金や夏祭りの費用まで含まれているからだ。

(昔は募金や夏祭りのたびに、いちいち集金に回っていたが、大変なので自治会費と一緒になった)

お釣りが必要だ。10円玉、50円玉、100円玉、500円玉、1000円札、5000円札とパターンを想像して用意した。

土日に回るのは、在宅の時間を狙ってのこと。それぞれの領収書も手書きし、あらかじめ領収印も押しておいた。
集金が終わった後は、現金を自治会の会計担当者に届ける。


お金の扱いが面倒なこともさることながら、世間話なるものも苦手だ。
若い世帯ならば、単純に集金で済むが、昔から住んでいる人だとそうはいかない。

母を老人ホームに入れているので、その話を聞きたがる。年齢的には私よりも10歳から20歳上の人たちだ。
日ごろ街角で会えば挨拶はしているが、世間話はしていない。

うまく受け流せれば良いのだろうが、不得意だ。良いご近所さんもいればそうでないご近所さんもいる。
なかなかそのへんが難しい。


まあ、要するに面倒なのだ。
ゴミの収集や街路灯の設置などで自治会も役に立っている(らしい)。
高齢化も進んでいて、私の地域の自治会の中心になっている人たちは80代だ。

自治会に入らない人も増えている。
マンションの住人には自治会の利益は感じにくい。
確かに新しいマンションがどんどん建っている。タワマンも立つそうだ。

例えば回覧板はネットの掲示板にするとか、お金は振り込みも良しとするとか。
新しいものを取り入れないと、自治会は衰退していく。
最近では学校のPTAも親の負担を少なくしているらしい。自治会だって負担を軽くできるところはどんどんしないと。

防災を考えたときにご近所さんは大事だともいう。しかし、そのような付き合いももうない。

いざと言う時に頼れるのは家族くらいだろう。さびしい現実だ。

とりあえず、この土日で集金に回る。全員が在宅だと良いのだが。

追記
コメント欄でしゃんぴぃさんが「連絡はLINE、自治会費は振り込み」と言う画期的な方法を教えてくださった。やっぱり進んでるとこがあるのだと改めてびっくり。対応できないお年寄りのみ回覧板と、直接集金と言うことですね。素晴らしい。
わたしのところは…基本的なところ(直接集金)は変わってないです。何かのきっかけがないと変わっていかないのかもしれません。

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