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ばぁば保育園、閉園のお知らせ

ようやくマンボウが終わるらしい。結局、保育園登園自粛期間は「令和4年1月27日から3月 21日まで」となった。

今日、3月18日は「ばーば保育園」の最終日だ。

いや長かった。 

保育園登園の自粛が要請されたため、 孫のたっくん(3歳)をばぁば保育園で預かっていたのだ。 会社には事情を話してお休みを頂いた。

たっくんは元気いっぱい。お口も達者になって、外遊びも大好きだ。
一番好きなのはプラレール。

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孫なので当然かわいい。期間がおよそ2ヶ月に及び、かわいいだけでは解決できない問題が出てきた。経費問題と教育方針だ。

経費問題

今までたっくんを預かる時は完全に無料だった。 しかし期間が2ヶ月近くになると昼食代やおやつ代もばかにならない。

しかも、お金で測れない問題が出てきた。

3歳児は元気のかたまりだ。
ずっと追いかけていると「疲れる」のだ。

ノートを書かなくちゃいけないのに、ついこたつで寝てしまう日々が続く。
わたしのノートの更新時間が夜の11時台に集中しているのは、保育園で疲れてしまったからだ。
歳をとらないとわからない感覚。10年前だったら理解できなかった。

・お昼代300円、おやつ代100円をもらう。
・自治体から返金される「登園自粛に伴う保育料」を全額あつこに渡してもらう

と、はるちゃんと話し合って決めた。

孫の面倒にお金を取るなんて、と思う方はいるだろう。
 私も最初はそう思った。
ところが、である。
金銭的報酬が発生すると思うと、保育するモチベーションが湧いてきた。

人間ってそんなものらしい。

金銭的報酬を伴うと、気持ち的にも割り切れる。
はるちゃんも「親の会社を休ませて申し訳ない」という感情から逃れることができた。
現在進行形だけれども、
親子の間に簡単な「金銭的な割り切り」を持ち込むという選択肢はあり。

もちろん話し合い、そして思いやりが大前提。
その時の状況に応じて細かく変えていかないと
「お金を払っているから何でもいいでしょう」になってしまう。

昔、自分の親に「孫と遊べていいね」と
まるで恩を売るような気持ちで
子供を預けていたことがあった。

 おじいちゃんもおばあちゃんも、とても疲れたはずだ。
もっと感謝といたわりの気持ちがあればよかったと反省している。

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教育方針

はるちゃんと教育方針のすり合わせを行った。
親子であっても話さないと分からない。その結果決まったことは以下の4つ。

・動画を見せすぎない
・一度は外遊びに出る
・手を洗う、衛生に気をつける
・疑問を持ったことを分かりやすく説明する

動画サイトの充実ぶりには驚いた。機嫌が悪い時、ご飯の用意で忙しい時の救世主は動画サイトだ。
YouTube は油断しているといろんな宣伝が始まってしまう。あまり見せたくないと思う宣伝もある。

そこでばぁば保育園では

・リモコンを自分でいじらせない。見たい時にはちゃんという(見る番組の内容を大人も把握しておきたい)
・YouTube プレミアムに加入して、宣伝を見せない
・ YouTube ばかりではなくて E テレのピタゴラスイッチなどの幼児番組も積極的に見せる

天気が悪くない限り外遊びには積極的に出た。衛生には特に気をつけた。手洗いはこまめに。いろいろなことがらも、できる範囲で説明した。
パンダのぬいぐるみを説明とともに動かして、
あたかもパンダが話をしているように見せる技も身につけた。

上野動物園出身のパンダちゃん。「一緒に手を洗おうよ」「一緒にトイレでおしっこしようよ」などと、たっくんを励ました。おかげであつこはパンダの声色がすっかり上手くなった。

飛行機がどのように滑走路に着陸するのか、については理科系オットが熱心に説明していた。そのへんはオットに任せておこう。

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無邪気なたっくんの表情に癒されることがよくあった。
 素直な言葉にハッとする。

子供の純粋さは万国共通。
プラレールに目を輝かせ、
ご飯を「おいしいねー」と言って食べるたっくんの姿。
遠くウクライナで大変な思いをしているだろう
子供たちのことを思う。

とりあえずばあば保育園、最終日、楽しんでがんばろう!

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