見出し画像

アマゾンの配達は雑なのか

「おかしい」

なっちゃん(あつこの次女)はつぶやいた。

2ヶ月ほど前のこと。

なっちゃんのiPhoneに、アマゾンの「配達終了」のメールが来た。
Amazonだから、置き配だ。
(アマゾンは置き配が標準)

なっちゃんは在宅だった。
玄関の前を見に行っても荷物は無い。

なっちゃん「??」

メールには配達した場所の写真が添付されていた。
なっちゃんの家の前ではない。

しかしどこか見たことのあるような場所なのだ。
しばらく考えて、はっと気がついた。

「2軒先の斜め前のお家だ!」

外に出たなっちゃんは、近所の家の前に荷物を見つけた。

こそこそと周りを見回し、誰もいないことを確認。
逃げるように素早く荷物を取った。

もしも見ていた人がいたら、
荷物を盗んだように見えただろう。

「もう、自分の荷物なのに、どうしてこそこそしなくちゃいけないの?」

斜め前のお家は、なっちゃんとまるで違う苗字である。
もちろん番地も違う。
どこをどうすると、これで配達完了になるのかさっぱりわからない。

写真があってよかった。

ーーーーー

Amazon置き配報告メールで、写真がある時とない時がある。

あつこの経験では、去年は何件か写真がついてきた。
今年になってからは一件もない。

配達する人によるのだろうか?
謎だ。

さて、昨日のノートにも書いたが、2週間ほど前にアマゾンで買い物をした。



玄関の前に配達されるはずだった。

しかし、玄関の屋根の下ではなかった。

つまり、玄関の前よりもちょっと離れたところに置かれていた。

運が悪いことに雨が降ってきて、荷物は濡れてしまった。

箱は濡れたが、中身は濡れていなかったので、一言言いたいの我慢した。

面倒だった。
新しい品物と変えるほどでもないし、苦情を言うだけになってしまうから。

ーーーー

面倒なのは、なっちゃんも一緒だった。

自分の荷物を近所の家の玄関先から取り返したあと、Amazonに報告しようと思ったがやめた。

なっちゃん「これ以上関わっても、なんだかストレスになる気がしたから」

「ただし2度目があったらもう許さないけど」

他人の家に配達されたり
雨に濡れるようなところに置かれたり。
いったいアマゾンの配達はどうしたのだろう。

あつこは、親切なアマゾンの配達の人に会ったことがある。

きちんと挨拶をして、笑顔とともに品物を渡してくれた。

こちらも気持ちよく「配達ご苦労様」と言って荷物を受け取った。
配達の人によるところが大きいのか?

そんな時、新聞記事を読んだ。

日本経済新聞の記事によれば

●荷物の量が増えた。昨年11月のブラックフライデーには1日300個、配った配達人がいる。

●配送委託されている下請け企業には、1次請け、2次請け、さらに業務委託契約を結んでいる個人事業主がいる
(子請け、孫請け)

● アマゾンは配達員が使うアプリに、AIで効率的な配送ルートを提案する機能を追加した。

●それに伴い報酬が1個あたり170円から日当18,000円になった。

●日当が変わらないのに、配れば配るほどアプリのAIが要求する配達の個数は増え続けた。

●そのような状況に悲鳴をあげたAmazonに働く個人事業主の一部が労働組合を結成した。

日本経済新聞の記事より


平たく言うと、「アマゾンの配達員は忙しすぎる」のだ。

AI配送アプリの要求はエスカレートし、1件あたりの配達に時間をかけていられない。

想像するに
家の玄関の前に置いたら、さっさとつぎに取り掛からないと仕事が回らないのだろう。
トイレの時間も取れない人もいるらしい。

写真が撮れないのもうなずける。

うむむむむむ。
人間らしくない働かせ方だ。

便利さの裏に、いろいろな仕組みがあることを気づいておきたい。
ーーーーー

Amazon使いたくない。

真剣にそう思ってしまう。

●多少の金額の差だったら、違う業者で買おう(ヨドバシとか)
●ちゃんと自分の足を使って地元のお店で買おう。

●本当にアマゾンじゃないと手に入らないものだけ、購入しよう。

●違うとこに配達されていたり、玄関前でない時はアマゾンに連絡しよう(その声が大きくなれば対応しなくてはいけなくなるから)

少しずつ、アマゾンから離れることを決めた。


おまけ
先ほどネットサーフィンをしていたら、こんな宣伝が出てきた。
このアプリか。
人間をこき使うのは。
アブナイアブナイ

やりがいありそうな顔

この記事が参加している募集

投稿数が1500を超えているため「あつこのnoteの歩き方」を説明しています。 https://note.com/atsuko_writer55/n/n30e37e8ac4dc マガジンをフォローして、もっとあつこのnoteを楽しんでくださいね。 noteのお友達、大好きです!