マインドマップを使ってまとまった文章を書く方法~古い知識はアップデート~
あなたは、文章を書くときにマインドマップをうまく使いこなせずに悩んでいませんか?
この記事で紹介するマインドマップの使い方のコツを知れば、簡単にまとまった文章が書けます。
なぜなら、私もマインドマップの使い方がわからず、苦労していましたが、コツを知ることで、長い文章でもサクサクと書けるようになったからです。
記事を読み終えると、今後はマインドマップをうまく使って、まとまった文章を書けるようになります。
ぜひ最後までお読みください。
マインドマップとは
マインドマップとは、頭の中で考えていることを「見える化」して整理するフレームワークです。
マインドマップを使って、文章の流れや組み立てを考えてから書き始めると文章がまとまり、スラスラ書けると言われています。
そもそもなぜ文章がまとまらないのでしょうか?
文章はいきなり書かない
「文章がまとまらない」と悩んでいるあなた。
もしかして、文章をいきなり書いていませんか?
書きながら内容を考えていると、話があらぬ方向に迷走しだします。
情報が整理できないからです。
気がつけば、文章の出だしと結論が全く関係のないものになってしまうこともあるでしょう。
文章を書くときは、まずどんな内容をどんな順番で書いていくか、情報を整理して、「文章構成」を考えることから始めるのが大切です。
マインドマップを使って、1つ1つの項目を関連付けて考えていくと、文章の流れが視覚化され、順序だてて考えられます。
文章を効率的に書くために、マインドマップはとても役立つツールなのです。
マインドマップは迷走地図に
「なるほど、マインドマップを使えば、文章はスラスラ書けるのか」
実は、10年ほど前から、マインドマップを使って、アイデア出しをしていた私は、「いいことを聞いた」と意気揚々と紙を広げ、マインドマップを書き始めました。
ところが、キーワードが次々出てくるものの、どうやって文章に組み立てればいいのか、全く見当もつきません。
それらしい見出しは立てられたけれど、本文をどう書けばいいのやら。
迷走が止まらず、私にとってマインドマップは使えないツールとなりました。
迷走の原因は古い知識
「マインドマップを使って文章構成を考えれば、まとまった文章が書ける」
ライティングの先生もおっしゃるし、文章術の本やサイトにも、必ず出てくる言葉です。
「どうして私にはマインドマップが書けないのだろう」
あれこれ考えて、ようやく答えが見つかりました。
私は、マインドマップは情報整理やアイデア出しのツール、つまり、考えを拡散するために使っていたのです。
新しいアイデアを考える時、まず次々とアイデアを出していく「拡散」と
出たアイデアをしぼってまとめていく「収束」を行います。
アイデアは質ではなく量を出すことが大切です。
マインドマップを使って、思いつくことを線でつなぎ、連想ゲームのように考えていくと予想外のアイデアが出てきます。
私は以前、親子向けの講座やイベントを開催していたので、企画するときのアイデア出しの拡散するツールとしてマインドマップを活用していました。
ところが、文章作成のためのマインドマップは文章を組み立てるためのツール。考えを広げるのではなく、まとめるために使うのです。
全く正反対の使い方でした。
私はかつての知識のまま、わかっているつもりでマインドマップを使ったので失敗したのです。
知識は常に最新のものにアップデートしないと気づいた私はあらためてマインドマップの使い方を学びました。
これなら書ける マインドマップ作成のコツ
マインドマップは文章構成にあてはめるためのツールとして使います。
まず真ん中にテーマを書きます。
テーマから線(枝)を伸ばし、文章の型にはめていくのです。
例えば、文章の型の1つ「PREP法」で見てみましょう。
PREP法(プレップ法)
文章を型にはめやすく、わかりやすい文章構成で、結論がある文章すべてに使える万能フレームワークと言われています。
4つのパートでなる文章構成です。
P:Point(結論)
R:Reason(理由)
E:Example(具体例)
P:Point(結論を繰り返す)
真ん中にテーマから1本、線(枝)を引いて「結論」と項目を書きます。
2本目に「理由」、3本目「例」、4本目「結論」。
項目を並べていきます。
次に各項目のあとに枝を伸ばして該当する文章を書いていくのです。
ここで注意するのは「単語」ではなく「文章」を書くこと。
文章で書いていけば、マインドマップが完成するとともに記事の骨子もほぼ完成となります。
だから、スラスラわかりやすい文章が書けるのです。
デジタルマインドマップを使ってみた
コツがわかり、「これならできそうだ」と私は思いきって、マインドマップのアプリをダウンロードして挑戦してみました。
使用したのは「MindMeister」です。
最初は戸惑いましたが、すぐに慣れて枝を次々と増やして文章を書きこんでいけます。
文章をゼロから考えるよりはるかに楽でした。
項目にない不要な情報や余計な文章を書くこともありません。
どうしてもっと早くコツをつかまなかったのか、悔やんでいます。
まとめ
文章作成のためにマインドマップを使えば、文章が迷走せずに、スラスラと書けるのは本当です。
マインドマップを使うコツは次の3点です。
文章の型にあてはめる
キーワードではなく、文章で書く
不要な情報や余分な文章は書かない
あなたも文章を書くときはぜひマインドマップで文章構成を考えることから始めてみてくださいね。
またくれぐれも古い知識にとらわれず、最新情報にアップデートしていくこともお忘れなく。
文章術に関するブログも書いています。ぜひこちらもお読みください。
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