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なぜ試験勉強はできるのに話せないのか?問題について考える

こんにちは。CFO視点を磨くビジネス英語コーチのAtsukoです。
今日は、なぜこれまで試験勉強をしてきたのに話すことができないのか?について考えてみたいと思います。

私がコーチングしているビジネス英語は、中学生英語を基礎としてそれを身につけましょうということを目指しています。なので、まず1か月目は中学生で習う文法と、TOEIC730点レベルの単語復習から始めて頂いてます。

でも、すでに英語でメールを書く機会がある方や、そもそもTOEIC600点~700点くらいある方は、中学生英語を復習することにあまりモチベーションが上がらないという方もいらっしゃいます。
中学生英語程度の試験勉強は誰もがしてきてるので、その読み書き程度はできる自信があるのは当然ですよね。

では、それなのになぜSpeakingはできないとおっしゃるのでしょうか?

それは、ひとえに圧倒的にspeaking用のトレーニングをこれまでしてきてないということにつきます。

私のクライアントさんに中学生英語の文法をおさらいしていただく時は、テキストに出てくるセンテンスを必ず声に出してもらうようにしています。
そうすると、机上では理解できていることでも、発話すると途端にできないという自分を発見する。。。speakingでは使う脳領域が違うから話せないんだということに、感覚的に気づくことができるんです。

例えば、、、
He repaired my computer.
という文をI got から始まる分に書き換えるとします。そうすると、
I got him to repair my computer.
となりますが、これが試験問題で出てきたら何となく分かると思います。

でも、これを「書き換えてください」ではなく、「言い換えてください」といわれると、途端に出てこなくなるものです。

この理由としては、まず普段英語を話し慣れていないため、英語の発話に必要な筋肉が使えないことにより、口が回らないこと。
そして、文を書き換える時は文法を思い出しながら一語ずつ書いていけるのですが、文字を見ないで頭の中だけで処理するということをほとんどやってこなかった。
これまでの勉強法は、圧倒的にこの二つのトレーニングをしてこなかっただけの話なのです!

したがって、中学英語の文法を復習する目的は正にここにあります!
中学校の試験でできていたことを、発話で表現するようにトレーニングし直すこと。これが英語を”身に着ける”ということであり、中学生英語で英会話は充分できると考える根拠です。





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