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日本人が陥りがちな残念な行動パターン3つ

 今日は、某大手IT外資企業に勤めて23年、会社でよく見た英語ができなくみえる残念な人行動パターン3つについてお話したいと思います。

 まずはとにかくsorryが多い人。もうこれは日本人の口癖ですね(笑)

 日本語はとにかく人を呼ぶときにも「すいませ~ん」、失礼するときにも「すみません」、意見が違うだけなのに「すみません」、下手したら相槌が「すみません」になってる人もいるかも(笑)日本語の「すみません」はとにかく輪を乱さないことが美徳とされる日本人同士でしか理解されない緩衝材みたいなものです。
 Nativeの人からDon't be sorryと言われた経験はありませんか?
そうなんです、自分が明らかに悪い時以外は謝る必要なんてないんです。ただ意見交換したいと思っているのに、sorryを連発されては会話にならない、きっとnativeはそんな気持ちなはず。
 Sorryと言いかけた時はぐっとこらえて、・・・"Ok, then"や"I understood in a wrong way"や"I see, that is a good point"や"Thank you" など、別の言葉に言い換えてみましょう! これだけで断然印象も違いますし、会話が活性化します!

 次に人前で発表するときに原稿を読んでる人

 これは英語beginnerにおいてはある程度仕方がないことなのですが、たとえ顔が見えない電話越しであっても、相手には原稿を読んでいるのかそうでないかは伝わります。原稿を読むだけならメールで書いて送った方がお互いに断然効率がいいです。
 せっかくFace to faceで会話できるのであれば、稚拙でも自分の言葉で話さないと意味がないと思います。なので、言いたいポイントは資料に書いておく。それをなぞらえながら自分の言葉で話す。そうすればnativeは資料を読んで要点を抑えられるので、speakingが上手でなくてもちゃんと話を聞いてくれます。そうでないと次回から対面で話す必要はないと思われるかもしれないですね。

 最後に、「あれってなんていうの?」 とすぐセンテンスごとに日本語で聞いちゃう人

 これは二つ問題があって、すぐ英語ができる人に頼ってしまうというメンタル面の問題と、日本語の構文をそのまま直訳しようとする脳の回路の問題と二つあります。そもそも日本語と英語の文型は全く違うものなので、日本語の構文のままで直訳していると時間がかかりすぎます。
 英語の文型は5つあるということを中学校で習いましたが、基本はS(主語)+動詞(V)をまずもってきて、あとは修飾していけばいいだけです。それがまず英語脳を作る第一歩です。
 そして、すぐ英語が出てこなくても日本語ですぐ人に聞かない。
"I don't know what you say in English"といって、ヒントをひとことふたこと言えば、nativeならこういうこと?と助けてくれます!

 いかがでしたか? 今日は私が会社員時代によく見てきた日本人が陥りがちなよくあるパターンと、その解決法についてのお話でした。
 最後までお読み頂きありがとうございます!少しでもお役にたてると幸いです。

(補足)英語の5文型
    S(主語)V(動詞)
    SVC(補語)
    SVO(目的語)
    SVOO
    SVOC



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