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知らないから損をする集客の落とし穴

今回はフォロワーを「数字」として捉える人、「人」として捉える人というテーマでお話ししたいと思います。
話し言葉で失礼します。

結論を言うと、「数字」として捉える人ってあまり明るい未来ないよねというお話しです。

お仕事で商品やサービスを提供している僕らは、どれだけフォロワーがいようが、どれだけ再生回数を稼ごうが、いいね数が増えようが、商品が売れないと生きていけないんです。例えば、最低でも月に100個売れないといけないという損益分岐点やどれだけコストをかけずに利益を増やすかということを考えて働かないといけないわけですよね。
そのためにやらないといけないことは、フォロワー数や再生回数を増やすことではなく、商品を買ってくれる人や、舞台や音楽・漫才ライブだったら劇場に来てくれるお客さんを増やすことなんです。どちらも人数が絡んでくるゲームではありますが、戦い方が全然違うんです。

例えば飲食店の可愛いスタッフが、TikTokでフォロワー数が増えても、お店に来るわけではないですよね。集客には結びつかないんです。
得られるのは、認知と広告収入くらいです。

認知と広告収入を獲得するために時間を使って、集客とか作品制作に充てる時間が減ってしまうっていうのは、提供者側からすれば本末転倒で、それで経営者やクリエイターが生きていけても、周りのスタッフや家族は生きていけないんです。
そして、周りのスタッフは夢を持っていて、養う家族がいるので、これらを守ることも経営者やクリエイターの仕事だと思っています。なので、SNSのフォロワーが増えても、YouTubeのチャンネル登録者数や再生回数が増えても、少なくとも僕には響かないんです。

で、普通に算数の話をすると、これは数年前から言われていることではありますが、お客さんの可処分時間には上限があって、それに向けて発信者が増え続けている訳なので、当然再生回数を稼いで広告収入を稼ぐというゲームの取り分も、日に日に小さくなっていくんです。そこに張っててもほとんどの人が喰っていけないんです。

つまり、フォロワーを「数字」として捉えている人っていうは、構造上の限界があって、もう限界に来ているということです。そんな中、先日にキングコングの西野亮廣さんが4月に発売予定のビジネス本「夢と金」をまだ1文字も書いていないのにも関わらずAmazonで予約販売を始めたんですが、これがAmazonブックのランキングで一位を取っちゃってるというwww
予約販売の時点でめちゃめちゃ売れちゃってるっていう笑

これで十分じゃないですか。

予約販売というのはさておきです。
それは別の話ですが。

売れれば喰っていけるじゃないですか。
買ってもらえれば喰っていけるんです。
当たり前のことを言っていますが。笑

「認知よりも人気」
「広さよりも深さ」

を取るってことをしていかないと生きていけなくなってきたし、昨今盛り上がっているクリエイターエコノミーって、そういうことだと思うんです。
そういう時代に突入してきた。
たとえ1万人に知られていなくても、自分のことを知っている人が50人しかいなくても、買ってくれる人がいたら生きていけるっていう、これを後押ししているのが、今のクリエイターエコノミーだと思うんです。

○クリエイターエコノミーとは
クリエイター・エコノミーっていうのは、インターネット上で個人クリエイターが商品・サービスを提供し、収益を上げるデジタル市場のことです。
さまざまなメディアを介して行われる、個人クリエイターの情報発信や行動によって形成された消費・生産・販売の経済活動の場とも言えます。
例)note、YouTube、NFT、インスタ、TikTok

あくまで、クリエイターエコノミーっていうのが再生回数で回すっていう、なるべく沢山の人に見られて、そこに広告費を落とし込むっていうビジネスモデルではなくて、商品やサービスを直接買ってもらうという、その後押しがクリエイターエコノミーであると。

当たり前ですが、自分の商品やサービスを買ってくれるのは「数字」ではなくて「人」なんです。当たり前ですが。
いい加減フォロワーさんを「数字」で見るのではなくて「人」として向き合ってみるのはどうでしょう?というのが今回のお話しです。笑

フォロワーさんと会えるなら会いに行くんです。フォロワーさんがお店にきてくれたなら、プライベートで飲みにいったりするんです。
すぐ会えるような距離にいないのであれば、LINEやzoom、インスタライブで会話するんです。
これやるとやっぱり関係値も深まるし、お互い応援し合える関係になるんですよね。すごいアナログなやり方ですが、イケてるお店ってみんなこれなので、オススメですよーっていうお話です。




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