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京アニ事件の実名公開、と似たことを自分たちもしてはいないか?

YouTubeでDaiGoさんが京アニ事件の遺族の実名を公開していたNHK他報道機関を非難していました。心理学や論文に基づいた話を論理的に展開するDaiGoさんが感情的になって話されていたのが特に印象的でした。

この件は、記者たちありえないよね、で片付けるのではなく、自分たち会社員も特に日頃の行いを見直した方がいいと思い、記事を書こうと思います。

DaiGoさんの発言の紹介記事を下記に貼ります。(YouTubeのリンクも貼ってあるので、気になった方は見てみてください。)

ここでDaiGoさんが感情的に話されているのは、

遺族への配慮が全くもって足りない、ということ。

実名を晒すことで何が起こるのか。

金に目が眩んだ記者たちが家に押し寄せる。結果、ただでさえ大切な人を失って立ち直れない心境の遺族の方たちの、

傷がさらにえぐられる、ということが起きている。追い討ちをかけるように。

正気じゃない。人のしていいことではない。

なぜそんなことが起こるのか。ここからはぼくの考え。

ひとつは、会社はより利益を生むために動いており、お金をより生み出しそうな方向に動かざるをえないこと。

会社も多くの社員とその家族を養っているわけだから、そのひとたちを守るために稼ごうとする。その結果、人の気持ちとか自分がその人の立場だったら、というのを脇に置いておいて、利益に走ってしまう。特に上の立場になればなるほど。

もう一つは、上からの圧力。ルール。

遺族のもとに押しかけた記者たちも、もしかしたら遺族にインタビューすることに疑問は感じていた人はいるかもしれない。

どういう心境であったかわからないが、それでも取材をしたのは、上からの指示だから、会社の仕組み的にそうするものだからルールだから、と割り切って仕事をしているから。

食いっぱぐれないように会社の仕組みやルールに従順でいればいるほど、相手(顧客)の気持ちにどうしても鈍くなる。

以上の2点が記者たちの(報道機関の)判断を狂わせたのだと思う。


ただ、今回の実名公開の事件は、ぼくたちも、特に大きな会社で仕組みの出来上がっている会社に勤めている人ほど、似たことをやっている可能性はある。

ぼくも仕事がてんやわんやの時は、接客が疎かになりがちだ。向こう10年は使うような家具やインテリアを買いにきたお客さんに正直寄り添えない時もある。お客さんからしたら、気持ちを踏みにじられたと感じてた人もいるかもしれない。

今回の件は、誰にでも、起こりうる。事の大小はともかく誰もがやりうる件であり、今の仕事は相手方にほんとにそういった対応でいいのか?という警鐘だと思っている。





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