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2%に騙されてないか?消費増税を考える。

消費増税に世の中煽られている人多すぎないか?

ニュースは全然見ていないので、この2%消費税が上がる、という点にだけフォーカスして話をするとする。

例えば、1万円する運動靴が欲しいとする。そろそろ履きすぎてボロボロになってきたしなぁと。

で、消費税が8%から10%に上がった時の増額分を考える。

1万円×(0.1-0.08)=1万円×0.02=200円。そう、増額分は200円。

ぼくの感覚だと、水500ml2本分か。くらいの気持ち。
1万円買っても200円しか変わらないのだ。

この200円をどう考えるかをもう一度考えてみて欲しくて。

ぼくだったら、2パターンに分けて考える。

①ずっと欲しかったけど、買おう買おうと思って先延ばしにしてたもの→200円でも安い時にこの際買っちゃおう。

②漠然と欲しいと思ってたけど、何を買うかまでは絞れてないもの
→焦って買ってあとでいらなくなったり、違うものが欲しくなったりしたら嫌だから、200円損でもあとでじっくり決めて買おう。

何が言いたいのかというと、
焦ってなんとなく買うくらいなら買わなくてもいい、という選択肢もあるということ。数百万円とかよっぽど高いものを買うのでなければ、増税後でもどうせそんなに値段は変わらない。10万円買って2千円、100万円買って2万円の増額というレベルだから。(ぼく的には2万円変わるなら買おうかなと思う。)

じゃ、車や住宅を買うのはどうか?これは3分だけ調べてみた。
結論、増税前に買うのがお得とは限らない。
むしろ、増税後に税法が変わったりローンの控除年数が伸びたりするそうなので、増税後の方がお得な可能性が大いにある。

ディーラーや不動産屋など専門の人に話を聞いてからにした方が良さそう。

車の場合。

なぜなら増税にあわせて、10月1日より自動車税の制度が変わり、自動車取得税は課税されなくなるのです(別途、環境性能割が導入されます)。

8%の消費税と自動車取得税を合わせた金額と、10%の消費税だけのどちらがお得なのか、ディーラーの方に聞いたり、ご自分で調べて検討してみてから決めるのがよいでしょう。

出典: 消費増税:1カ月前の今からできる対策、やっておきたいこと

住宅の場合。

住宅に関しては、今年4月以降に契約したもので、10月以降に入居する場合、住宅ローン控除を3年のばし、最大13年間受けられるようになります。

2019年10月1日から2020年12月までの限定措置ですが、これがあるのなら慌てて購入する必要はなさそう。場合によっては増税後に購入した方が得するケースもありそうです。

出典: 消費増税:1カ月前の今からできる対策、やっておきたいこと

ぼくは今、家具・インテリア系の店舗で働いていて、世の中の増税前の焦燥感が伝わってくるところはある。気持ちはわかるけど、焦る前に一旦落ち着いて考えてみよう。

とはいえ、あまり値段が変わらないと分かっていても、気持ち的に買っておいた方がいいという時もあるだろうし、実際ぼくもベッドや寝袋は買っておこうと思う。

世の中に流されず、自分の頭で考えて選択していきたいものですね。


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